昔から洋服が好きなのと、ちょこちょこと買ってしまう・捨てられない性格のせいで、洋服がとにかく多い私…。
いよいよクローゼットが使いづらくなってしまうと、洋服の断捨離に取り掛かるのですが、完ぺきにはできず、一進一退を繰り返しています…!
でもこれまで何度も断捨離をしようと心に決め、いったんごみ袋に全部入れてみたりもしてみました。
結局、捨てるのが惜しくなって何着か復活させたり、リサイクルショップに持っていったりもしつつ、やっぱりなかなか劇的には服を減らせずにいます。
家を建てる際の、洋服の収納についての計画
家を建てているときから、私の「服」の多さという問題点を抱えていたので笑、寝室の広さは最低限にし(6畳弱くらい)、その隣には約4畳ほどの広めのウォークインクローゼット(ファミリークローゼット)を作りました。
タンスや衣装ケースなどもたくさん置けるし、ハンガーをかけるポールもできる限りつけたので、何とか多すぎる服を収納できています。(使っていない布団や、子供のおさがり用の服、バッグなども保管)
さらには1畳の土間収納にもポールを1本、リビングのある二階のWICにもポール2本をしっかり設置。
それでも…服が…!あふれんばかりに…!
収納計画の失敗というよりは、自分の服が多すぎなのだと思います。これだけの収納があるのに足りないというのはやっぱり問題です。
捨てられない性格の私が、洋服を「仮」で断捨離する方法
「服が多い」と、クローゼットもタンスもぱんぱんで、必要な服も取り出しづらい状況だと、とにかく服が取り出しづらいし選びづらいしイライラしますよね…。
でもどうしてもすぐに捨てることはできない性格で…。
とりあえず使いづらいクローゼットを整理するのに、どうしたらいいか?考えてみました。
洋服が多すぎることのデメリットを整理
洋服が多すぎることによる弊害をしっかりと自覚することで、断捨離に向けての決意も強くなると思い、自分なりに考えを整理してみました。
- ハンガーラック・引き出しが使いづらい(出し入れがしづらい)
- 着たい服が見つからない、選ぶのに時間がかかる
- 似た服が多くて、どれを選べばいいか迷ってしまう
- 自分の持っている服を把握しきれなくなる
- 結果的に、おしゃれが下手になる
洋服が多いとこういったデメリットがあり、ストレスが積み重なり、「たくさん服はあるのに、着る服がない。似合う服、勝負服がどれかわからない。季節が変わったら着る服が思いつかない…かわなきゃ!」となってしまい、また服が増えるという悪循環に…。
おしゃれが好きなのはいいことかもしれないけれど、過去の自分が選んだ服を活用せず大事にしないことは、エコの面でもよくないし、自分には魅力が足りないからもっともっと服が必要…と、ないものねだりや欲求不満を増していくだけです…!
洋服を増やすことのデメリットを自覚しておけば、むやみやたらに洋服を増やしていくことや、着ないのに洋風を手放せない…ということが減らせると思います。
とにかく一度全部捨てる勢いで、しばらく着ていない服をゴミ袋に入れてみる
クローゼットにある、明らかにしばらく着ていない服をとにかく全部捨ててみる!という勢いで、ゴミ袋に入れていってみたことがあります。
もちろん、袋に入れるときには迷いも出ますが、いったん全部ゴミ袋に入れてみてから、「絶対にこれは着る」「明日すぐにでも着る」というものだけを少しずつ復活させてみました。
そうすると、本当に使うものだけを残すことができます。
実際に、まだまだ着れるものも袋に全部入れてみました。でもやっぱり何着かはあとで戻しました…。娘にも見せてみて、「これ着たい!」というものも復活させました。復活させてしまうのは断捨離の失敗とも言えますが…それで本当にまだ使うならいいと思います!
さらに、そのゴミ袋に入れた、復活しなかったものも、しばらくはすぐにゴミ回収に出さず、収納の片隅など、邪魔にならない場所に置いておけば安心。
それで半年~1年ほど経ってから中身を出すこともなく放置されたり、中身も忘れてしまっていたら、いよいよ捨てる覚悟ができます。実際にこの方法で、これまで5袋以上は捨ててきています笑。
まだ捨てられない服を保管する方法
案1:「検討ボックス」行きにする
ゴミ袋に全部入れてしまうのはちょっと気が引ける…これは着る可能性が高いから…という迷いもやっぱり出てしまいがち。
そこで、捨てていいと思うけれどまだ捨てると決めきれないものはゴミ袋(検討①袋)に入れ、
まだ着る可能性が高いものは引き出しのあいているところ(検討②ボックス)にしまってみることにしました。
※プラスチックの衣装ケースの中に、子どもの昔の雨カッパや手袋やらいろいろ入っていたのを処分したら、スペースがあいたので、そこを利用して、検討②ボックスにしました。
捨てる勇気はやっぱりなかなか出ないし、とりあえずとっておけると思えば、よりきびしい目で選定できるので。まだ着る可能性の高い服は引き出しのあいているところへ、可能性の低いものは大きめの袋(半透明の45Lのゴミ袋)行きと、2つに分けるというのがコツです。
案2:ゴミ袋に入れて収納内のデッドスペースで保管
検討ボックス行きの中でも、捨てる可能性の高い大きめのゴミ袋は、ちょっと取り出しづらくデッドスペースになっている、WICの端っこの所に収納しました。
デッドスペースとはいえ、大きめの袋なら、取っ手を引っ張ってぐいっと持ち上げればすぐに取り出せる感じではあるので笑、もし、あの服やっぱり着たいなというときは簡単に探し出せます。
もちろん、やっぱり捨てようと心に決めたらそのまま取り出して捨てることも可。
しばらく考える時間を作ってから、捨てるかどうかを決断すればOKです。
洋服の「仮」断捨離…その後どうなった?
仮の断捨離では、断捨離になっていない!?その後、ごみ袋はどうなった?
上のような方法では、本格的な断捨離にはなっていないし、ごみ袋が保管されているわけなので、物は減っていないし断捨離には失敗している…とも言えるのかもしれません。
でもその後、クローゼットが使いやすくなったし、
半年後、邪魔になって、2つあった袋のうち、1つを処分しました!その時点ではもう何が入っていたかもよく覚えていないレベルなので、なんの未練もありませんでした。
さらにもう半年後、衣替えのタイミングで、残っていたもう1つも処分!
代わりに、もう1つ新たな大きな検討袋ができてしまいましたが笑、いったんゴミ袋にまとめてしまったものは、次に見返した時に思い切って捨てよう!と決心しやすいので、なかなかいい作戦だなと思いました。
→その後、結局、その新たな検討袋も処分しました!
→その後、また袋が増えたり、少しずつ袋の中身が増えたり、しばらく後に処分したり、を繰り返しています。
このような感じで、少しずつだけど断捨離は進んでいます。
思い切って捨てるには半年ほどの猶予期間も大事かなと思っています。
捨てなければよかった!という後悔・失敗は?
でも、断捨離後に「しまった、あれを捨ててしまった」と後悔したことも正直あります…。
それは、例えば、娘にゆずりたかったシンプルな服。
娘がこういう服が着たいといった時に、「あっ昔、そういうのを持っていたのに捨ててしまった!」ということがあったのです。
でも、すでに何年も何十年も前のものだと、シンプルなものだとしても、どうしても形やデザインが古く感じたりするもの。
そういう後悔を防ぐためにたくさんとっておくよりも、必要な時に必要なものを買うほうがいいのかもしれないし…。
とはいえ、とてもいいものであればしっかり保管しておいて、大事に長く着るというのも大事ですよね。
そのバランスが難しいです…!
まとめ
思い切って捨てられないものは無理をせず、今回の洋服のように、いったん「検討中」ゾーンにまとめておくのは、けっこういい案かもしれない…と思い、その後も実行しています。
とりあえず着ていない服を別の場所にまとめることができただけでも、ハンガーラックにかかっているお気に入りの服を取り出しやすい状態にすることができたし、私としては大進歩です。
実際、検討中の袋から復活させて実際に使ったものもあるので、慌てて無理して捨てることもないのかも!
捨ててからやっぱり使いたかった!と後悔してしまうのは、断捨離の失敗の一つにもなってしまうので…
無理をしないで少しずつ進めるのが大事ですね。