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間取り

子供部屋を最初から仕切ると後悔しそうだなと思い、「後から仕切れる広い子供部屋」にした理由と、メリット・デメリット

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2018年築の我が家、住んでから子ども部屋についてちょっと後悔…

注文住宅を建てるにあたって、子ども部屋を後から仕切れるように、広い部屋にしておく、という方は今は珍しくないですよね。

建売物件でも、子ども部屋を後から仕切れるようにしてあるという物件をよく見かけます。

それはそれでメリットもあるけれどやっぱりデメリットもある…と、やってみた結果感じています。

最初から子供部屋を仕切ってしまうと後悔するかも?と思った理由

最初から子供部屋を仕切ることも当然、考えてはいました。

でもいろいろな理由から、あとから仕切ることにしたのは、最初から子供部屋を仕切ると後悔しそうな気がしたからです。

  • 小さい個室がたくさんあると使いづらくて、子どもが巣立った後に後悔しそう
  • 子供部屋が仕切られていると、エアコンもその分必要になってしまう
  • 広いセカンドリビングとして将来使いたいので、最初から仕切られていると、壁の撤去が大変で後悔しそう
  • 子供部屋を最初から仕切ると、奥の部屋が日当たりが悪く暗くなって後悔しそう
  • 子供部屋おじさんになってしまっては困るので立派に仕切られた子供部屋はむしろいらない
  • 最初から仕切って後悔するかもしれないなら、最初は仕切らず、あとから仕切る方が、ダメージが少なさそう
  • リビングにしっかりスタディカウンターを設置したので子供部屋は寝るだけでOK

このような理由から、最初から仕切ることをやめて、あとから仕切れる広い子供部屋にすることに決めました。

「後から仕切れる広い子ども部屋」のメリット

融通が利くところ

結婚してすぐ、まだ子どもがいないときとか、まだ子どもが小さいときに、家を建てる方も多いですよね。

まだ子どもが何人になるかも分からないし…という時に、個室をたくさん作っておく気には、なかなかなれないものです。

広い部屋があれば、リビングとして使ったり、子どもたちが小さいうちは広い部屋でのびのびと遊ぶこともできる。それに、 あとから仕切ることもできる。

そして子どもが巣立てばまた仕切りをなくして、セカンドリビングとして使うこともできます。

家族の状況に合わせて「フレキシブル」にできるところが、最大のメリットだと思います。

日当たりに問題があるとき

土地の条件などによって、どうしても日当たりのよい部分が制限されることがあります。

我が家も、家の幅が狭い上に、両隣にすぐ隣家が迫り、採光がとれるのはほぼ、南西側のみ。

この条件で、リビングも日当たりバッチリ、さらに個室も日当たりバッチリ…というわけにはなかなかいきませんでした。

特に我が家は、リビングを2階にしたため、1階の日当たりのよい部分は、玄関と、一部屋分の一つの窓のみ。

日の当たらない個室をたくさん作ってしまうと、「居室」とは認められず「納戸」となってしまいます。

しかも「納戸」も、たくさん作るわけにはいかないそうで(この辺は素人にはよく分からない部分ですが…)。

こういうわけで、我が家の場合は、1階にたくさんの個室を作ることは困難でした。

しかし、子ども部屋を一つの広い空間にしておけば、子ども部屋が全部明るい空間になるし、

後から壁で仕切れるように「下地」などを入れておけば、壁を入れる工事をして完全に別々の部屋にできます。(奥の部屋は暗くなってしまいますが…)。

しかも、後付けの壁であれば、もし壁がいらなくなれば、なくす工事をするのも簡単です。

「後から仕切れる広い子ども部屋」 のデメリット

壁を作る工事は費用がかかるし大変

壁を一枚だけ入れるだけでも、費用はおそらく10万円以上はかかるし、工事も1日がかりだと思われます。

その間ずっと在宅していなければならないし、工事のために部屋のものをどかしたり、片づけたりその日は子どもたちが部屋を使えなかったりと、ストレスも小さくないでしょう。

その面倒さのために、壁は結局作るのを後回し…となるかもしれないし、

「やっぱり最初から仕切っておけばよかった」という後悔も生まれてしまいがちです。

実際、「結局仕切ることなく終わった」という家庭も多いみたいです。我が家も結局、建てたハウスメーカーやネットなどあちこちで見積もりを取ったりしましたが、ロールスクリーンで軽くしきったままです…

エアコンの追加工事なども必要

入り口ドアや照明のスイッチなどに関しては、後から仕切った時にも困らないように、別々に作っておくケースが多いですが、

最初からエアコンを2つ付けておくことは少ないですよね。

後から仕切りの壁を入れた場合、エアコンももう一つ追加で付ける必要があります。

部屋を仕切ったことで、各部屋の収納が足りなくなる場合は、収納家具を買い足したり…ということもあります。

いろいろと追加費用がかかるために結局面倒で、仕切り壁を入れなくなってしまう…、ということもよくあるようです。

→子供部屋の間仕切りとして、収納と間仕切りを兼ねられれる家具を検討していること。

我が家はいったん、ニトリのロールスクリーンをDIYして、簡易的に仕切っています。エアコンの冷気・暖気も届くし、とりあえずは満足していますが、子どもたちから強い要望がきたり必要に迫られればハウスメーカーに依頼して「取り外せる壁」を取り付けるか、リフォーム業者に依頼して引き戸などでの間仕切りを付けることを検討しています。

→ニトリのロールスクリーンをDIYした話の詳細。

最初から、「開けられるタイプ(可動式)の仕切り」が欲しかったかも

我が家の場合は、いずれ子どもが大きくなったら仕切ればいいやと思っていたものの、やっぱり、エアコンをもう一台付けるのはお金もかかるし面倒だし、そもそも仕切りを付ける工事には少なくとも10万円以上はかかりそうだし、仕切ったあとの子供部屋はかなり狭くなりそうだしと、なんやかんやの理由で仕切りの後付け工事をできないままでいます。

「引き戸タイプ」で仕切れるようにしておくとか、取り外せる軽い素材(段ボール素材など)の壁をあらかじめつけておくとか、「開けておくこともできるタイプの仕切り」を最初からつけておけばよかったな?と少し後悔しています。

とはいえ現状は、ロールスクリーンでの簡単な仕切りで、子どもたちもあまり不満はないみたいだし、勉強もほぼリビングでしかしないし、狙い通り寝るだけの部屋になっているので、まあそれはそれでよかったかもしれません。

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