暖かくなってくると、庭のコンクリート部分などによくいる赤い小さな虫。
前に住んでいた家でも同じ時期に居るなあ…と思っていて、いよいよ本格的な真夏を迎えるころにはいつもいなくなっていました。
調べてみると、「赤ダニ」や「タカラダニ」といった名前のダニらしく、人間には何も影響がないとのことだったので、ずっと放置していました。
しかしガーデニングをするにあたって、この赤ダニがよくない…!?ということを知って、いよいよ対策を考えることに。

ラベンダーに赤ダニ!?
昨年(2020年)の春、2019年秋に買ってきたレースラベンダーがどんどん黄色くなってしまい、その後いよいよ枯れてしまっていよいよ廃棄…。何年も咲き続けてくれるはずだったのになあと残念でした。

今年もまた秋にレースラベンダーを買ってきて、今年こそは!と頑張ったものの、春先にまた黄色い葉がでてきて…。

ラベンダーの本を色々と調べているうちに、鉢植えのラベンダーは植え替えが必要らしいということに気が付き、やってみたら根詰まりを起していたので、少し根鉢を減らして新しい土で植え替えました。
その後はこれまでよりも黄色くなるのを防げてはいたのですが、やっぱりまだ怪しい葉があって少しヒヤヒヤしていました。
その後レースラベンダーをよく観察していたところ、この赤ダニらしき虫が花穂あたりに付いているのを見つけたことがありました。
花壇に植えた、おそらくラバンディン系?のラベンダーの花穂にも、赤ダニがついているのを見つけたことが…。
ラベンダーが咲いたと思ったらすぐに枯れてしまったり、葉が黄色くなったりしていたのは、もしかしたら、この赤ダニがラベンダーの花や葉の栄養を吸っていたのかも…!
赤ダニ対策方法は?
そこで、もともと持っていた「やさお酢」なら、ラベンダーにかけてもOKなので、何度かかけてみました。
病害虫の「予防」によく効き、野菜などにも安心して使えるのが素晴らしいポイント。
しかしやさお酢は「酢」なので、かけた後の臭いがちょっと気になったり、コンクリート部分に見つかる赤ダニにかけるのは、ちょっともったいないような気がしてしまいます。
やさお酢は、バルコニーで育てているゴーヤや、プランター栽培しているバジルなど、いろいろな植物に安心して使えるので毎日のように愛用していて、すぐに少なくなってしまうのです…。
そこで、色々と調べてやってみた対策は、まずは「ホースなどで水を勢いよくかけて流す」という方法。
しかし、水の勢いで植物から赤ダニを離すことができたとしても、赤ダニはまだ生き続けたままなので、また舞い戻ってしまうかもしれないらしく、これだけの対策では不十分だなと。
そこで調べた結果、スプレーボトルに、食器用洗剤を少し混ぜて作った洗剤液を、赤ダニにふきかけるという方法。
植物にかけるのはあまりよくないので、花壇のフチやコンクリート、プランターのまわりなどに居た赤ダニに吹きかけるようにしています。
確かにこれをかけると、赤ダニの動きがピタッと止まります。
そして数日間続けていると、赤ダニの数は明らかに少なくなりました。
ラベンダーの穂に付く赤ダニもその後ずっと見ていません。
植え替えをしたレースラベンダーも、新しい葉が出てきたり花も咲きそうになったりと、どんどん元気になっているように見えます!

赤ダニ発生させない方法は?
そもそも赤ダニを発生させない方法はあるのか…ということも気になったのですが、
コンクリートの隙間などに、赤ダニが産卵をするのと、コンクリートに餌になる花粉がつきやすいので、庭のコンクリート全体を水でよく洗い流してブラシでゴシゴシしたり、もしくは高圧洗浄機で掃除をすること、が予防になるようです。
また、身を隠すための格好の場所になるらしい「コケ」をきれいになくすようにすることも望ましいそうで…確かに我が家の庭のコンクリの一部にコケが生えてしまっていた気がします。
そしてきれいにしたあとは、「防水材」塗っておけば産卵がしにくくなるそうで…でもこれはできるかどうかちょっと自信がないです笑。
とにかく、我が家の庭はほとんどコンクリートで、しかもブロックとの間の隙間も多いので、もっときちんと掃除をするように心がけないと…ということが分かりました。
来年は、春先、3月頃までには、庭のコンクリートを水とブラシでゴシゴシして綺麗にしよう…と思います!
そして、今いる赤ダニを、食器用洗剤で作ったスプレーで撃退しておけば、産卵される卵の量も減るので、来年以降の発生数を減らすことができるかもしれないので、
これからもしばらくはコンクリートや植物の観察と、赤ダニ対策スプレーでの撃退を続けたいと思います。