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ガーデニング

【2021ガーデニング】毎年春に、レースラベンダーなどの葉が黄色くなるのはなぜ?ハダニ、赤ダニを撃退したい!退治・予防方法は?

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暖かくなってくると、庭のコンクリート部分などによくいる赤い小さな虫。

前に住んでいた家でも同じ時期に居るなあ…と思っていて、いよいよ本格的な真夏を迎えるころにはいつもいなくなっていました。

調べてみると、「赤ダニ」や「タカラダニ」といった名前のダニらしく、人間には何も影響がないとのことだったので、ずっと放置していました。

ガーデニングをするにあたって、よく聞くのは「ハダニ」ですが、赤ダニの中にもハダニのように植物の汁を吸い黄色くなったり枯らしてしまう可能性もあるそうで、赤ダニ対策も考えたくなりました。

ラベンダーが黄色くなる…根詰まりと、ハダニが原因か?

2019年秋に買ってきたレースラベンダーが、その翌年(2020年)の春、どんどん黄色くなってしまい、その後いよいよ枯れてしまっていよいよ廃棄…。

何年も咲き続けてほしかったのになあと残念でした。

今年(2020年)もまた秋にレースラベンダーを買ってきて、今年こそは!と頑張ったものの、春先にまた黄色い葉がでてきて…。

植え替えをしてみた

ラベンダーの本を色々と調べているうちに、鉢植えのラベンダーは植え替えが必要らしいということに気が付き、参考文献:下司高明著「ラベンダー(NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ)」NHK出版,2020年3月

実際に植え替えをやってみたら、鉢の中で根詰まりを起していたので、

少し根鉢を減らしてから、同じ鉢に、新しい土で植え替えました。

その後は、これまでよりも黄色くなるのを防げてはいたのですが、やっぱりまだ怪しい葉があって少しヒヤヒヤしていました。

ハダニらしき虫を発見

その後レースラベンダーをよく観察していたところ、「ハダニ」らしき虫が花穂あたりに付いているのを見つけたことがありました。(色はちょっと赤っぽかった気がします)

花壇に植えた、おそらくラバンディン系のラベンダーの花穂にも、ハダニらしき虫がついているのを見つけたことが…。

ラベンダーが咲いたと思ったらすぐに枯れてしまったり、葉が黄色くなったりしていたのは、もしかしたら、ハダニがラベンダーの花や葉の栄養を吸っていたのかも…!

ハダニの対策方法は?

とりあえず、ラベンダーのハダニ対策には、もともと持っていた「やさお酢」なら、ラベンダーにかけてもOKなので、何度かかけてみました。

病気・虫退治と予防に、野菜などにも安心して使えるのが素晴らしいポイント。

「予防」のためには、2,3日おきにスプレーをすればOKですが、

虫を退治したいときはたっぷりとかけないといけないし、病気になってしまった葉の色が戻ったりするわけではないので注意が必要です。

また、「酢」なので、かけた後の臭いがちょっと気になるのがデメリットです。個人的にはあまり気にならないですけどね。

やさお酢スプレーではなくても、水をスプレー容器に入れて吹きかけてダニをとばすだけでもいいし、ガムテープで一匹ずつ駆除するという方法も。

赤ダニの対策方法は?

また、コンクリートでよく見かける「赤ダニ(アカダニ・アカムシ・タカラダニ)」は、まだ生態がよく分かっていないけれど、人や植物にはあまり影響はないという説もあれば、ハダニのように、植物に悪影響のある赤ダニもいるという説もあり、対策をしたくなりました。

ラベンダーで見たダニも、赤っぽかったので、もしかしたら赤ダニだったかも。

ただ、庭のコンクリートのあちこちに見つかる赤ダニにやさお酢をかけるのはさすがに、範囲が広すぎるし、お酢の匂いも気になるし、ちょっともったいないような気がしてしまいます。

やさお酢は、バルコニーで育てているゴーヤや、プランター栽培しているバジルなど、いろいろな植物に安心して使えるので毎日のように愛用していて、すぐに少なくなってしまうのです…。

そこで、色々と調べてやってみた対策は、まずは「ホースなどで水を勢いよくかけて流す」という方法。

しかし、水の勢いで植物から赤ダニを離すことができたとしても、赤ダニはまだ生き続けたままなので、また舞い戻ってしまうかもしれないらしく、これだけの対策では不十分だなと。

そこで調べた結果、スプレーボトルに、食器用洗剤を少し混ぜて作った洗剤液を、赤ダニにふきかけるという方法。

植物にかけるのはよくないので、花壇のフチやコンクリート、プランターのまわりなどに居た赤ダニに吹きかけるようにしています。

確かにこれをかけると、赤ダニの動きがピタッと止まります。

そして数日間続けていると、赤ダニの数は明らかに少なくなりました。

その後の様子

ハダニ・赤ダニ対策後、ラベンダーの穂に付くハダニっぽい虫も、その後は一応、見かけていません。観察不足かもしれませんが…

植え替えをしたレースラベンダーも、新しい葉が出てきたり花も咲きそうになったりと、どんどん元気になっているように見えます!

植え替えのおかげかもしれませんが、元気になってよかったです。

ハダニ・赤ダニを発生させない方法は?

ハダニに関しては、絶対発生させないのは難しいですが、予防のために、まだ発生前から…4月頭くらいから、ラベンダーなどにやさお酢をスプレーするか、こまめに葉水をする、という対策は、来年からやってみようと思います。

コンクリートでもよく見かける赤ダニの予防法に関しては、

コンクリートの隙間などに、赤ダニが産卵をするのと、コンクリートに餌になる花粉がつきやすいので、庭のコンクリート全体を水でよく洗い流してブラシでゴシゴシしたり、もしくは高圧洗浄機で掃除をすること、が予防になるようです。

また、身を隠すための格好の場所になるらしい「コケ」をきれいになくすようにすることも望ましいそうで…確かに我が家の庭のコンクリの一部にコケが生えてしまっていた気がします。

そしてきれいにしたあとは、「防水材」塗っておけば産卵がしにくくなるそうで…でもこれはできるかどうかちょっと自信がないです笑。

とにかく、我が家の庭はほとんどコンクリートで、しかもブロックとの間の隙間も多いので、もっときちんと掃除をするように心がけないと…ということが分かりました。

来年は、春先、3月頃までには、庭のコンクリートを水とブラシでゴシゴシして綺麗にしよう…と思います!

そして、今いる赤ダニを、食器用洗剤で作ったスプレーで撃退しておけば、産卵される卵の量も減るので、来年以降の発生数を減らすことができるかもしれないので、

これからもしばらくはコンクリートや植物の観察と、スプレーでの対策を続けたいと思います。

その後…2023年3月、アカダニ発見

2023年の春、3月ごろに、ホースで「ジェット」にしてコンクリートに強めに水撒きをしました。

でも、2023年4月、ちょっと暑い日が続いた時(最高気温26度くらい)に、コンクリートにアカダニを数匹発見!4月ですでにアカダニが!とちょっとショック。

早速、自前のスプレーをかけて対策してみました。

本格的に出てくるのはこれからだと思うのでさらに注意していきたいと思います。

コンクリートを水洗いしたし、昨年までよりはアカダニ発生数が少なく済むといいのですが。

【追記】さらにその後…

早いうちからスプレーで対策したりしたおかげか、2023年が暑すぎたせいか、その後、アカダニはあまり見かけませんでした。

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