これまで住んだことのある賃貸住宅や建売住宅などでは、電気が落ちたら「ブレーカーを上げる」という作業が必要でしたが、
今の家に入居した4年前、「ブレーカーを上げるという作業が必要ない」と説明されて、びっくりしました。
雷で停電!?でもブレーカーは落ちていない?
先日、夜になってから雷がすごくて、ピカピカがすごいし、音もすごいし、怖いくらいだったことがありました。
カーテンは閉めているのですが、天窓や高窓、横長窓などカーテンのない窓から、雷の光がすごく入ってくるので、怖いもの見たさで稲光を観察したりも…。
ゴロゴロの地響きもすごくて、いよいよ近くに落ちたのか、一瞬のうちに電気がすべて真っ暗になって、停電!?となって焦りました。
やはり家が真っ暗になるというのは不安が強いものですね…普段から、手に取りやすい場所に懐中電灯を用意しておかないとなと改めて思いました。
ブレーカーを上げようと分電盤を見てみたが、ブレーカーは落ちていない
あわててブレーカーどこだっけ?と上げに行こうとする夫、でも私は覚えていました。
入居してしばらくの時に、ハウスメーカーの方から、「ブレーカーを上げる必要はない」と説明されていたことを…!
「大丈夫、上げなくてもしばらくしたら電気が戻るよ」と、ドンとかまえる私。
案の定、しばらくするとリビングの照明が付き、明るさが戻ってきました。
夫はなんで?なんで?とびっくりしていましたが笑、今の家ではブレーカーを上げる必要はない、しばらくすると自動で電気が戻る、という私の記憶は正しかったみたいです。
(落雷などで電線とかに大きな障害が起きたりした場合はまた別なんでしょうけれど…)
電気を使い過ぎたときも…10秒ほど停電状態→自動で復旧
以前、オーブントースターと電子レンジを一緒に使うと、電気が飛んでしまったことが何回かありました。
エアコンをつけてすぐのタイミングで、トースターとレンジを同時使用すると特にそうなりやすかったです。
これは契約の電流(アンペア数)によるものだと思いますが、旧宅では、使い過ぎてしまったときはブレーカーが落ちていったん電気が消えるので、ブレーカーを上げに行っていました。
でも新居では、そういうときも、ブレーカーを上げる作業は必要なく、しばらくしたら(10秒程度)電気が自然に戻っていました。
そんな経験が何度かあったからこそ、雷で電気が落ちたときもちょっと安心していられました。
最近着々と増えてきている「スマートメーター」(電気使用量をカウントする電力メーター)というもののおかげで、電気が自動復旧されるみたいですね。今着々と交換が進められていて、各電力会社が2024年度に100%普及を目指しているそうです。
ただし、時刻などがリセットされる家電も
照明やテレビなどは自然に戻りますが、停電によって電源が切れたり、時計の時刻がリセットされてしまうものもいくつかありました。
例えば、お風呂の給湯をするリモコンは時計合わせをしてくださいと表示され、0:00という表示になってしまいます。時計合わせって何気に面倒…。
また、洗濯機を使用中に電気が落ちてしまったので、洗濯機が途中で止まっている状態でした。
すすぎの途中だったのか、水が満タンに近い状態のまま止まってしまっていて、続きはどこからやればいいんだろう…?とちょっと悩みました。
録画予約をしているBDレコーダーの心配もしたのですが、それは大丈夫そうでした。
パソコンの電源に注意
ちなみに、停電から復旧した際に、パソコンの内部に大きな電源が流れてしまうおそれがあるので、できれば、停電が起きたときはコンセントを抜いたほうがいいそうです。
パソコンの電源が切れていれば基本的には大丈夫ですが、停電時はすぐにコンセントも抜いたほうがいいんですね…(挿したままでした…)。
ブレーカーを自分のタイミングで戻すのではなく、自然に電気が戻るならなおさら、停電になったら急いでパソコンのコンセントを抜かないといけないし、ちょっと慌てますね…。
また、もしパソコン作業中に停電になってしまうと、データが消えたりハードディスクが壊れたりといろいろと障害が起こる可能性があるとは…怖いですね…雷がひどいときは、コンセントをつないでのパソコン作業はやめた方がいいのかな。
普段からこまめにデータを保存したりバックアップを取ったり、使わないときは短時間でも電源を切るようするなど、気を付けたほうがいいですね。