我が家は2階リビングの注文住宅、断熱性能はあまり高くなく、勾配天井で天井が高く、南側には隣家があって日が当たるのは午後以降…そのため冬の午前中は寒くて、エアコンをガンガンかけていました。
家族が朝そろっている時ならまだしも、たった一人しかリビングにいないのにそんなにエアコンをガンガン働かせるのはちょっと…昨今電気代の値上がりも激しいし…
こたつが欲しいけれど、インテリア的にもスペース的にもちょっと邪魔だし…湯たんぽもよさそうだけれどお湯を用意したりするのが面倒…ということで、手軽そうな「電気毛布」を買ってみることにしました。
私がこたつの代わりに買った「電気毛布(ひざかけタイプ)」
電気毛布選びでこだわったこと
電気毛布で調べると、「敷毛布タイプ」と「掛け毛布タイプ」、またはその両用のものなどさまざまありました。
比較的値段が安いものの中には、まっすぐの状態で使わなければいけないのでひざ掛けとしては使わないでくださいという注釈のついているものもあり、私の場合は夜寝る時には使わず、昼間にひざかけとして使いたかったので、そのような注意書きのあるものは選択肢から外すことにしました。
結果、私がこだわったのが、「ひざ掛けとして使える」「デザイン」「日本製」「洗える」「温度調節が細かくできる」「USBタイプではなくコンセントに直接挿すタイプ」「レビューがよい」「すぐ届く」、という点でした。
ライフジョイ 電気ひざ掛け 140㎝×82㎝を購入
「ライフジョイ 電気ひざ掛け」140㎝×82㎝のグリーンを選択。
デザイン性に関しては、リビングにそのまま置いておくものなので、ある程度のかわいさというか、デザイン性が欲しかったので、チェックのマフラーのようなこちらが気に入りました。
日本製、はなんとなく安心感。若干高くもなりますが、長く使えたりして安心できそうだったので。
洗える、はやっぱりにおい対策とか、ジュースやコーヒーをこぼしてしまうこともなくはないので必須。電気式なのに洗えるというのが不思議ですが、洗えるタイプのものがほとんどだったので驚きでした。
温度調節に関しては、たいていものが「低」「中」「高」という設定ができるものでしたが、その中間とか、少し中よりとか、微妙な調整をしたいなと思い、コントローラーで調整できるタイプにしました。
USBではなくコンセント式、というのは、古い人間なのかな笑。ただただ、コンセントにただ挿すだけの方が楽な気がするし、その方が早くあったかくなりそうというイメージがあります。
ただ、USB式の方が、モバイルバッテリーでの給電ができて電気毛布の持ち歩き持ち運びがストレスフリーだし(毛布にくるまったまま移動できる!)、災害時も役立ちそうだし、USBタイプの方が安く手頃な商品が多い、というメリットもあると思いました。
使ってみてわかった電気毛布のメリット
スイッチONにするとすぐにあたたかくなる
コンセントを挿してスイッチを「中」くらいにしてみると、ほどなくしてほんのりあたたかくなってくるのが分かり、5分後にはしっかりあったかくなっていました。
スイッチをつけたらすぐにあたたかくなるというのが快適ポイントの一つ!!
冷える腰元や足元に巻いておくと本当に快適で、これまでの「足元がなんとなく寒いかも…」というのが一気に解消されました。
こたつ代わりになる?→なる!むしろこたつより快適かも
こたつにはいっているかのようなあったかさで快適です!!
子どものころ、こたつだと熱くなりすぎるときがありましたが、これは弱~強の調整が好きなようにできるし、体に沿ってほんわかとあたためてくれるし、こたつよりむしろ快適かも。
こたつよりもコンパクトで邪魔にならないし、片付けたりなどの手間もないし、場所も移動できるし、こたつよりも便利で快適な気がします!
これをひざにかけておけば、家族が誰もいない午前中とかは、エアコンの温度設定を18度~19度とかにしておいても全然大丈夫で、むしろエアコン切ってもいいかも…という勢いの時も。
ソファで使ったり、パソコン時はダイニングテーブルの椅子で使ったりと、早速大活躍で、本当に買ってよかったと思っています。
湯たんぽの代わりになる?→私はなると思った!
昔実家で使っていたみたいな、湯たんぽで温まりたいな…という時に、電気毛布を使ってみたら、同じようなぬくぬく感を十分感じることができました。
しかもスイッチを付けている間はずっと冷めることもなく、快適。冷えやすい足元から腰元まで、全体的にあたためてくれるのもまたいいです…!
湯たんぽの自然なぬくぬく感ももちろん魅力的ですが、電気毛布の方が手軽さもあたたかさも上だなと私は感じました。
湯たんぽの代わりにはほかにも「レンジでゆたぽん」などもおすすめ!
レンジであたためるだけでOKなので本当に簡単です。
素材の感じと、コントローラーの使い勝手もよい
素材はよくあるアクリル製のマフラー、少し厚手のものの感じで、中に熱線が通っていますが、思った以上に気にならず、少し針金が入っているのかな?というくらいの存在感です。
膝にかけたり、肩にかけたりも自在で、少しコントローラー部分が邪魔ではありますが、大きな問題にはなりません。
コントローラーはワンタッチで外せるし、外せば丸洗いも可能。
「弱」と「中」の中間とか、「中」よりの弱とか、好みに合わせて自由自在なのもうれしいです。
電気代がカーペットやこたつ、エアコンなどと比べて安い
しかも電気代もあまりかからないようで、その点が本当にうれしいです。
我が家の「スマートHEMS」アプリの「省エネ」タブを見てみると、これまではいつも真っ赤な画面で「いつもより(電気を)使い過ぎです」と叱られ続けていたのですが笑、
この電気毛布を使い始めてからは、エアコンを「ハイパワーモード」などにしなくても済んでいたり、設定温度も19度とかでも大丈夫になったおかげか、「いつもより省エネです」と言ってもらえるようになりました笑。
電気代の節約以上に、商品代がかかるという懸念点はあるものの笑、寒い期間は毎月使えるし、今年だけではなく毎年、何年かは使い続けられると思うし、持ち運べて色々な場所で使えるし(コンセントは必要ですが)、何より足元があったかくなってとても快適なので素晴らしい!と私は思っています。
家族と取り合いにならないように何枚か欲しいし、さらには実家の母にプレゼントしたいなあと思うくらい気に入っています。
電気毛布、色々なデザインがある
ほかにもいろいろなデザインやカラーのものがあったので、インテリアや好みに合わせて選べるのもメリットの一つです。
我が家は、グリーンのほかに、ベージュも買い足してしまいました。こちらもかわいいです!
私が使っているのは、どちらの色もサイズは140㎝×82㎝ですが、もう一回り大きい160㎝×82㎝のものも販売されていて、そちらなら肩にかけるときに余裕ができそうです。
また、120㎝×62㎝のサイズもあって、私が使っているものよりも一回り小さく、手軽に使いたい、買う時になるべく安いものの方がいいという方におすすめです。
我が家もまだまだ買い足す可能性があります笑。
電気毛布のデメリットは?後悔は?
乾燥・低温やけど・ダニ対策に注意
電気毛布は、あったかくて電気代もかからないしすごく優秀ですが、
・乾燥・低温やけど・ダニ対策・洗えるかどうか?
には注意が必要です。
電気毛布を付けたまま寝てしまうと乾燥を感じることが多いので、我が家の場合は、夜寝る時は使わないようにしています。昼間にリビングにいるときに寒いと思うときだけ使っています。
もし寝る時に使う場合は、なるべくいちばん低温にして、タイマー設定をする、など対策を。
低温やけどについても、私は「中」より高い温度で使うことはないので危ないと思ったことは今のところありませんが、「高」で使う方は注意が必要だと思います。
ダニ対策は、ビニール袋に入れて、布団ではさみ、「高」の温度にして3時間運転すればダニが死滅するそうです。その後、掃除機で吸い取るとよいです。我が家も一度やってみましたが簡単でした。
また、たまに、洗えないタイプの電気毛布も売っていますが、衛生的に使うためにも、洗えるタイプのものを選ぶことをおすすめします!
電熱線の硬さは少し気になるかも?
また、こたつの毛布にはない部分が、電気毛布の電熱線の部分。
毛布全体に電熱線がはりめぐらされているので、若干の存在感があります。
でも硬くて当たって痛いということはないし、自由自在に曲がるような感じになっているので、不快ではないし、すぐに慣れると思います。