注文住宅を建てる目的の一番大きなものが、リビングを広く明るくしたい、というものでした。
そのため、リビングのある2階に関しては、窓についてもわりとこだわり、しっかりと考えたのですが、一階についてはどうも熟慮が足りなかったです。
住宅密集地ならではのお悩み…
我が家が選んだ土地は、以前住んでいた家よりもさらに、住宅と住宅が近い、住宅密集地域。
そうと分かっていたのに、窓で防音対策をするということが、全く頭にありませんでした。
家族が主に過ごすのは2階のリビングなので、きっと隣のリビングとの緩衝はあまりなく、騒音問題は大丈夫だろう…と思っていたのです。
しかし!一階は、寝室や子ども部屋があり、静かに安眠したい場所…。
一階の窓は、密集地でも最大限の光を取り入れたかったために、大きな引き違い窓をいくつもつけてしまいました。
引き違い窓は、窓のいくつかの種類の中では、密閉性が劣ります。
寒い地域に適さないし、音の漏れにも影響するようです。
そのすぐ横には、隣家のリビングとお風呂があるのに、大きな引き違い窓ばかり、たくさんつけてしまい…。
お隣の家のお風呂の音がこんなに響くとは、これまで知りませんでした。
これはこちら側の、間取りの設計ミスだったな…と思います。
(もちろん我が家も、小さい子供がいるし、家族の人数も多いので、お風呂の音など、きっとご迷惑をかけていると思います…)
一階なので、防犯上、窓を開けて寝ることもできません。シャッターももちろん閉めます。
それでも音は防げません。きっと、間が1mほどとすごく近い上に、壁とかに反響して余計に聞こえるのではないかと。
日中、シャッターを開けても、すぐ隣家があるので光もほとんど入らないし(寝室は朝日が入りますが)。
大きな引き違い窓ではなく、高い位置の横長の窓にした方が、朝日も気持ちよく入っただろうな…と思うととても残念です…!

引き違い窓、まどのさんが汚れる!!
しかもこの引き違い窓、掃除にも手がかかります…。
時々窓を開けて換気しようとすると、ビックリするくらい汚れていることに気が付きます。
(閲覧注意です…)

時々しか開け閉めせず、ほとんどシャッターを閉めっぱなしなのに、こんなに汚れる…いや、だからこそこんなに汚れるのかな?
掃除しても、なかなか隅っこの部分がきれいにならないし、どうせまた汚れるんだろうし…(ブツブツ言い訳)。

本当に、この引き違い窓は大失敗でした!
高い位置の、横長の滑りだし窓に、今からでも変更したい…!(ムリですが)

寝室の窓、もう一つは横長窓
ちなみに寝室のもう一つの窓は、横長の高窓(ハイサイドライト)になっています。

天井すれすれの高い位置にある引き違い窓です。これも掃除しづらいですね…。
そして、このすぐ向こうにもまたおうちがあるので、めったに窓が開けられることはありません。
しかもこの窓、すりガラスにするのを忘れて、透明のガラスにしてしまい、高窓にはしたものの、1階のお部屋なので、意外にも視線が気になる…!
カーテン代わりのロールスクリーンは付けましたが、ブラウンなので、下げると部屋が真っ暗になってしまい、寝起きが悪くなるので、
あとから窓用のフィルムを自分で貼り付けたのです。
とても簡単に貼れるし、キレイなフィルムなので気に入っています。
高い位置に貼るので少し大変ではありましたが、不器用な私でもできるし、多少失敗しても目立たないので安心です。
※窓ガラスがLow-e複層ガラスの場合は、対応のガラスフィルムなら安心です。
本当に、1階の窓は失敗、後悔だらけでした…。
<住宅密集地のしまったシリーズ>