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【後悔】二重窓、内窓(インプラス)を付けて後悔したことは?

2018年に「二階リビング」の家を建てた我が家。

寝室や子ども部屋が1階にあるので、住んですぐの頃から、隣のお風呂の音が気になって眠れない…ということがたびたびあり、2020年2月に、内窓(インプラス)を、合わせて4か所に設置しました。(1階寝室と、子ども部屋2つ、2階の浴室)

もともとある窓は外さず、内側にもう一枚の窓を設置するため、もともとある窓と新しい窓、二重の状態になるわけです。

その結果、今までよりも音が気にならなくなったし、冬の寒さも軽減された気がして、付けて良かった…と思っているのですが、

「内窓をつけて後悔していること」はあるのかどうか…?について、まとめてみたいと思います。

 

※注意※

「ペアガラス(二重ガラス)」と「内窓」の混同には注意が必要です。

内窓は、もともとの窓(我が家ならペアガラス)に、さらに内側にもう一枚、サッシ付きの窓(樹脂サッシの窓)を足すものです。そのため、窓を開ける時は2つの窓(サッシ)を開けることになります。

ちなみに我が家のもともとの窓は、ペアガラス(Low-e複層ガラス・断熱タイプ・アルミサッシ)。

  

内窓を設置して少し後悔したこと

1:設置後、音が全く聞こえなくなるわけではない 

我が家が選択したのは、リクシルの「インプラス」(樹脂サッシ)、5㎜厚の透明・単板ガラスです。

(もともとの窓は、Low-e複層ガラス・断熱タイプ・アルミサッシ)

インプラスを付けたおかげで、冬の底冷え感も軽減されたように感じるし、

いちばん問題にしていた、隣の浴室からの騒音はかなり軽減されました。

ただし、シャワーの音や時々聞こえる音楽など、完全に聞こえなくなったわけではありません。

前よりはその音で起こされるとか、気になってなかなか眠れないということは減りましたが、完全にシャットアウトされるわけではないので、何万、何十万もかけてやる価値があるかどうか?は人によるかもしれませんね。

我が家の場合は、「次世代住宅ポイント」制度がまだ間に合う時だったので、ポイントで6万円分ほどの家電を購入でき、実質払った金額は4窓で10万円を大きく下回ることになり、お得感はありました。

しっかりと防音したい…という場合は、もう少しお金をかけて、防音フィルムをガラス内に挟んだ「防音合わせガラス」などを選択した方がいいかもしれません。(参考:防音窓本舗「防音に適したガラス」

2:換気の時などが少し面倒(窓が2重なので)

窓を開けて換気をしたいときに、窓を2枚開けないといけないので、ちょっと面倒です。

こちらは我が家の浴室に付けた内窓ですが、お風呂はやっぱりカビ対策のためにたびたび換気をしたい場所ですよね。

夏とかには、窓を開けて入ると、涼しい風が入ってきて気持ちいいですし。

でも窓が2枚あるので、開け閉めがちょっと面倒に感じます。

1階の子ども部屋と寝室は、隣家がすぐそばに迫っているため、あまり窓を開ける機会はありませんが、時々は換気をしたいので、その時は二枚の窓の開け閉めがちょっと面倒だなと感じます。

反面、二重窓のおかげで、防犯性は高まっているはず…とも思います。

 

3:掃除が少し面倒

窓ガラス拭きなんてめったにやらないズボラですが笑、ズボラだからこそ、いざ窓掃除をするときに、2枚ガラスがあるので面倒です。

レールも2倍になったわけで、しかも内側のレールはちょっと掃除がしづらいですね。

そこは頑張るしかない!ということで…。

しかも、内側のガラス部分やレール部分はほとんど汚れも付かない(はず)ですし。

その後、リビングの掃き出し窓ふたつにもインプラスを設置して、1年以上経過しましたが、洗濯物を干すためによく開ける方の掃き出し窓の内側のレールは、やはり少しホコリや砂などが入り込んでいました。dysonの細いヘッドパーツで簡単に掃除できました。

ほぼ開け閉めしない方の掃き出し窓と内窓の間のレールはほぼ汚れ・ごみはありません。

 

4:窓が内側に付いた分少し部屋が狭くなる

今まで「出窓状態」で、くぼんでいる場所があったため、ぬいぐるみなど物を置けたのに、インプラス設置後は、内側の壁ぎりぎりのところに内窓が設置されているので、その分、部屋が狭くなるということになります。

特にお風呂場の出窓のところに、子どものお風呂用おもちゃを置いていたのですが、それが気軽にできなくなったので(窓を開け閉めすれば置けますが)、別でおもちゃ収納用の棚を購入しました。

おもちゃ入れ。マグネットで浴室壁に張り付くタイプです

でも我が家は、お風呂以外の個室の窓に関しては、常にレースカーテンが閉まっていたため、何も置いたりしていなかったし、ちょっとした出窓部分がなくなっても、全く不便は感じていません。

その部分を、普段からよく使うものの置き場にしていた…という方にとっては、内窓で部屋が狭くなり置く場所が少なくなるのはちょっと残念なことかもしれませんね。

※窓と窓の間に物を置いておくことは問題ないようです。我が家も最近は、シャンプーなどのストック品を、浴室の窓と内窓の間に置いています。

 

5:見た目がうるさく見える

内窓が付くということは、「窓枠」がもう一つ増えるということなので、見た目的に少しがちゃがちゃして見える場合があります。

レースカーテンを閉めていればほとんど気にならないし、我が家の場合は、もともとの窓の枠も白、内窓の枠も白にしたので、そんなにごちゃっとしては見えないのですが、カーテンを開けていると確かに少し物が増えたようには見えます。

内窓の枠の色が濃い場合などはなおさら「何かが増えて見える」可能性があります。

  

6:ロールスクリーンが使えなくなった(カーテンレール等に干渉することがある)

家を建てる際に、寝室の引き違い窓に関しては、ダークブラウンの外側のロールスクリーンと、

レースカーテン風の、ホワイトの内側のロールスクリーン、2つをダブルで取り付けてもらいました。

でも、内窓を付けるにあたって、内側のホワイトのロールスクリーンは取り外さないといけなくなり、内窓設置後も再度の設置はできませんでした。(外側のブラウンの方は、窓の上部の壁に設置してありますが、内側は窓枠内部に「天付け」していたため)

外したホワイトのロールスクリーンは、クローゼットの中で眠っています…もったいないですね。

しかも目隠しになりつつ光を取り入れてくれるホワイトのスクリーンがなくなったため、大きな透明ガラスの窓だと、外からの目線が気になります…。(内窓を型ガラスにすればよかったのですが厚みや価格の関係で透明ガラスを選んだので)

そこで、ガラスフィルムをDIYして目隠ししています。DIYなので完璧ではないし空気が入ってしまったり気になる部分もどうしてもありますね…。

7:他の窓にも内窓を付けたくなる

我が家はすべての窓ではなく、一部の窓だけを二重窓にしました。

インプラスを取り付けた部分は、やっぱり遮音性も高まったし、どの程度かは分からないけれど冷暖房効率も上がった気がするし…

そのため、他にも雨の音が気になる寝室の高窓(横長窓)や、南西側の暑さの気になる場所にも内窓を付けてみたい、大きい掃き出し窓にも内窓を設置したら寒い日に冷えが改善されるかもなあ…という欲が出てきます!

でも、頻繁に窓を開ける部分に内窓を付けると、毎日二重の手間がかかることになるし、費用もかなりかかるし…と我慢しています。

まあこれは、内窓に満足しているからこそ生まれる感情で、後悔するようなことではないのですが。

もし一部の窓だけ内窓設置して、我が家のようにあとから別の場所にも設置する場合、商品代とは別にかかる費用(施工費、諸経費など)が余分にかかってしまうことが多いと思います。

可能なら、設置したい窓には一度にまとめて設置してしまった方が費用的には安く済むことが多いです。

※その後、結局、リビングの掃き出し窓にもインプラスを付けました。

 

一部の窓だけ内窓設置しても効果はあるのか?

部屋のすべての窓ではなく、一部の窓にしか内窓を設置しなくても、その窓が大きければ大きいほど、効果はちゃんと感じられる…と私の体感では感じています。

内窓を開けると(外窓は閉じたまま)、寒いときは冷たい空気が、暑いときは熱い空気が、ふわっと出てくるのを感じます。それだけ、内窓が、熱い空気や冷たい空気をとじこめてくれているということです。

ちなみにその後、内窓を設置しなかったほかの窓には、「プラダン」を設置してみたり、「ビニールカーテン」を買って設置してみたり、ダイソーのサッシ枠断熱テープなどの断熱グッズを使ってみたりと、色々やってみています。

やっぱり、素人のDIYよりは、しっかりとした内窓を設置した方が、断熱・防音効果は感じられると思うので、いずれ可能であればすべての窓に内窓を設置したいです。

その後使用して気が付いた後悔・デメリット

夏に感じた内窓の後悔

暑くて悩んでいた二階リビングの南西向きの掃き出し窓ふたつに、2020年11月にインプラスを設置したのですが、内窓では部屋が暑くなるのを防げるわけではありませんでした。

真夏に、エアコンなしの状態で何度になってしまうか?を試してみたところ、設置前と設置後では大差なしでした(猛暑日にエアコンなしで比較したところ、設置前も設置後も、室温がなんと36℃になりました…)。

屋根材や断熱材の問題など…我が家はそもそもの家の性能が高くないのかなと…窓だけの問題ではないのだろうなと。

ただ、内窓設置後の方が、その状態でエアコンをつけたところ、冷えるまでの時間が短くなった(冷えるのが早くなった)ように感じています。

冬に感じた内窓の後悔

内窓を設置しただけでは、やっぱり寒いときは寒いし、2022年は早くも10月に朝少し冷える日があり、朝起きるとリビングの室温が20度を下回る日も度々あって少し暖房をつけたりしました。

でも、設置前よりもリビングの底冷え感は少なくなったように思うし、暖房の効きも早くなったような気がします。

エアコンをONにするとすぐにあったまるような感覚があるし、窓際がちょっと冷えるなと感じることはありますが、それは窓の近くにある24時間換気口からの冷気なのかも?という感じもします。

または部屋の温度にムラがあるせいかも。(サーキュレーターなどで空気をかき回すとよさそう)

前に住んでいた家で、床にクッションマット、パズルマットなどを敷くと、劇的に暖かくなったことがあったので、次の冬には試してみたいなと思っています。

 

内窓の「結露」は今のところなし

冬の間、内窓の内側などに結露はありませんでした。我が家は加湿器は使用していないので、もともと、窓の結露はほぼ見たことがありませんが。

ちなみに10月、11月の朝には、外窓(既存のもともとあった窓)の外側に結露を見つけて驚きました。(これは、窓の断熱性能がアップしたことの証拠でもあるらしいです。)

掃き出し窓につけた内窓のデメリット・注意点

ちなみに、掃き出し窓の窓枠の下部分に足をかけてシャッターをしめたりしていたのですが、ここにい内窓のレールがふえたことで、足をかけづらい(踏むと痛い)というデメリットも発見しました。

さらに、リビングの掃き出し窓の「内窓」は閉めておくものの「外窓」は開けっぱなしにした場合、雨が降ると、内窓のレール部分に雨がたまり、室内に雨が入りそうになってしまったことがありました。雨の降りそうなときは外窓もしっかりと閉めたほうがよいので気を付けてくださいね。

 

内窓の取り付け方について

内窓は、枠の色やガラスの厚み、種類なども色々と選べるので、求める機能性や部屋のカラーなどに合わせて選べるのも魅力です。

商品を購入してDIYすることもできるのですが、サイズを細かく測らないといけないし、重そうだし、いい加減な性格の私や夫には向いていなさそうだったので、プロにお願いすることにしました。

どこで頼んでいいかわからないという方も多いと思いますが、例えば私も使ったことがあるのですが、「リショップナビ」を使えば、リフォーム業者をいくつか紹介してもらえて、見積もりを比較することができるので、なるべく安いところで決めたいとか、なるべくいろいろな話を聞いたり相談してから決めたいという方におすすめです。

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最初はネットでフォームを送信したあと、いくつかのリフォーム業者の方に下見・採寸に来てもらい、メールで見積もりを何パターンも出してもらえました。(ここまでは無料でした)

内窓に関して詳しい方が採寸・現地調査に来てくれるので、「こっちの窓はこういう作業が必要だからプラス料金がかかる」とか、「この窓は足場が必要になるから追加費用がかなりかかる」とか、「防音をしたい場合は複層ガラスがいい?単板ガラスの厚みはどれくらいがいい?」「掃き出し窓の場合は?既存の窓は複層ガラスだけど、内窓はどんなガラスいい?」という相談が色々とできてよかったです。もちろん設置後も問題なく、快適に使っています!

 

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