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内窓・断熱対策

【後悔】二重窓、内窓(インプラス)を実際に付けて後悔したことは?

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寝室と子供部屋が1階にあるので、住んですぐの頃から、隣の家のお風呂の音が気になって眠れない…ということがたびたびあり、2020年2月に、二重窓内窓(インプラス)を、合わせて4か所に設置しました。

そしてその後、2020年11月に、リビングの掃き出し窓2つにも内窓を設置しました。

その結果、付けて良かった…と思っているのですが、「内窓をつけて後悔していること」はあるのかどうか…?について、まとめてみたいと思います。

二重窓・内窓とは?ペアガラスとの違いに注意

二重窓(内窓)を設置する場合は、もともとある窓は外さず、「内側にもう一枚の窓(内窓)」を設置します。

※注意※

「ペアガラス(二重ガラス)」と「内窓」の混同には注意が必要です。

内窓は、もともとの窓(我が家ならペアガラス)に、さらに内側にもう一枚、サッシ付きの窓を足すものです。そのため、窓を開ける時は2つの窓(サッシ)を開けることになります。

内窓を設置して少し後悔したこと

1:設置後、音が全く聞こえなくなるわけではない

内窓(5㎜単板ガラス)を設置してみて、隣の浴室からの騒音はかなり軽減されました。

ただし、シャワーの音や時々聞こえる音楽など、完全に聞こえなくなったわけではありません。

前よりはその音で起こされるとか、気になってなかなか眠れないということは減りましたが、完全にシャットアウトされるわけではないので、何万、何十万もかけてやる価値があるかどうか?は人によるかもしれませんね。

しっかりと防音したい…という場合は、もう少しお金をかけて、防音フィルムをガラス内に挟んだ「防音合わせガラス」などを選択した方がいいかもしれません。(参考:防音窓本舗「防音に適したガラス」

我が家の場合は、「次世代住宅ポイント」制度がまだ間に合う時だったので、ポイントで6万円分ほどの家電を購入でき、実質払った金額は4窓で10万円を大きく下回ることになり、お得感はありました。

2:換気の時などが少し面倒(窓が2重なので)

換気の時に、窓が2枚あるので、開け閉めがちょっと面倒に感じます。

1階の子ども部屋と寝室は、隣家がすぐそばに迫っているため、あまり窓を開けませんが、たまには換気をしたいので、その時は窓が2枚あるのが少し面倒だなと感じます。

反面、二重窓のおかげで、防犯性は高まっているはず…とも思います。

3:レールがガラスが増えて、掃除が少し面倒

窓ガラス拭きなんてめったにやらないズボラですが笑、ズボラだからこそ、いざ窓掃除をするときに、ガラスが増えたので、拭く場所が増えて面倒です。

「レール」も2倍になったわけで、しかも内側のレールはちょっと掃除がしづらいです。

その後、リビングの掃き出し窓ふたつにも内窓を設置して、1年以上経過しましたが、洗濯物を干すためによく開ける方の掃き出し窓の内側のレールには、少しホコリや砂などが入り込んでいました。

ほとんど開け閉めしない方の掃き出し窓と内窓の間のレールはほぼ汚れ・ごみはありませんでした。

4:窓が内側に付いた分、部屋が少し狭くなる

今まで「出窓状態」で、くぼんでいる場所があったため、ぬいぐるみなど物を置けたのに、インプラス設置後は、内側の壁ぎりぎりのところに内窓が設置されているので、その分、部屋が狭くなるということになります。

特にお風呂場の出窓のところに、子どものお風呂用おもちゃを置いていたのですが、それが気軽にできなくなったので(窓を開け閉めすれば置けますが)、別でおもちゃ収納用のマグネットラックを購入しました。

おもちゃ入れ。マグネットで浴室壁に張り付くタイプです

お風呂以外の個室の窓に関しては、常にレースカーテンが閉まっていたため、何も置いたりしていなかったし、ちょっとした出窓部分がなくなっても不便は感じていません。

その部分を、普段からよく使うものの置き場にしていた…という方にとっては、内窓で部屋が狭くなり置く場所が少なくなるのはちょっと残念なことかもしれませんね。

※窓と窓の間に物を置いておくことは問題ないようです。我が家も最近は、シャンプーなどのストック品を、浴室の窓と内窓の間に置いています。

5:見た目が少しうるさく見える

内窓が付くということは、サッシももう一つ増えるということなので、見た目的に少しがちゃがちゃして見える場合があります。

レースカーテンを閉めていればほとんど気にならないし、もともとの窓のサッシが白、内窓のサッシも白にしたので、そんなにごちゃっとしては見えないのですが、カーテンを開けていると確かに少し物が増えたようには見えます。

内窓のサッシの色が濃い場合などはなおさら「何かが増えて見える」かも。

寝室の内窓のサッシは、アクセントクロスのダークブラウンに合わせて、黒系のカラーにしましたが、壁紙になじんでいるし、特にごちゃついて見えてはいません。が、普段しめてあるロールスクリーンを開けると、やはり窓枠の存在はある程度感じます。

6:窓枠に天付けのロールスクリーンが使えなくなった

寝室の引き違い窓に付けていた内側のホワイトのロールスクリーンは、内窓設置時に外さないといけなくなり、内窓設置後も再度の設置はできませんでした。(外側のブラウンの方は、窓の上部の壁に設置してありますが、内側は窓枠内部に「天付け」していたため。)

しかも目隠しになりつつ光を取り入れてくれるホワイトのスクリーンがなくなってしまい、外からの目線が気になります…。(内窓を型ガラスにすればよかったのですが厚みの関係で透明ガラスを選んだので)

そこで、ガラスフィルムをDIYではりつけて、目隠ししています。DIYなので完璧ではないし空気が入ってしまったり気になる部分もどうしてもありますね…。

7:一部の窓だけ内窓設置しても効果は微妙?他の窓にも内窓を付けたくなる

たくさんある窓のうちの一つ、二つだけの窓に内窓を設置しても、あまり効果は感じられない…という場合もやはりあるでしょう。

わが家は、部屋・家のすべての窓ではなく、一部の窓にしか内窓を設置しませんでしたが、その窓が大きければ大きいほど、効果はあると私の体感では感じています。

内窓を開けると(外窓は閉じたまま)、寒いときは冷たい空気が、暑いときは熱い空気が、ふわっと出てくるのを感じます。それだけ内窓が、熱い空気や冷たい空気をとじこめてくれているということです。

内窓を取り付けた部分は、遮音性が高まったし、冷暖房効率も上がった気がするし、他にも雨の音が気になる寝室の高窓(横長窓)や、南西側の暑さの気になる場所にも内窓を付けてみたい、大きい掃き出し窓にも内窓を設置したら寒い日に冷えが改善されるかもなあ…という欲が出てきました。

もし一部の窓だけ内窓設置して、我が家のようにあとから別の場所にも設置する場合、商品代とは別にかかる費用(施工費、諸経費など)が余分にかかってしまうことが多いと思います。設置したい窓には一度にまとめて設置してしまった方が費用的には安く済むことが多いです。

そしてリビングの2つの大きなはきだし窓にも、結局、あとからインプラスを設置しました。

掃き出し窓の内窓を設置後の後悔は?

掃き出し窓に付けた内窓の「夏」の効果は…

暑くて悩んでいた二階リビングの南西向きの掃き出し窓ふたつに、2020年11月に内窓を設置したのですが、内窓では部屋が暑くなるのを防げるわけではありませんでした。

真夏に、エアコンなしの状態で何度になってしまうか?を試してみたところ、設置前と設置後では大差なしでした(猛暑日にエアコンなしで比較したところ、設置前も設置後も、室温がなんと36℃になりました…)。

屋根材や断熱材の問題(そもそもの家の性能が高くない)や、特にわが家は南西向きの2階リビングで、かなり夏暑くなる地域だし、窓だけの問題ではないのだろうなとも思います。

ただ、内窓設置後の方が、その状態でエアコンをつけたところ、冷えるまでの時間が短くなった(冷えるのが早くなった)ように感じています。

掃き出し窓に付けた内窓の「冬」の効果は…

冬の朝寒くて困っていたリビングの掃き出し窓2つに、内窓を設置しましたが、やっぱり寒いときは寒いし、特に朝が冷えて、2022年は早くも10月に暖房をつけたりしました。

でも、エアコンをONにするとすぐにあったまるような感覚があるし、窓際がちょっと冷えるなと感じることはありますが、それは窓の近くにある24時間換気口からの冷気なのかも?という感じもします。

または部屋の温度にムラがあるせいかもしれないので、サーキュレーターなどで空気をかき回すとよさそうです。

ちなみに、冬に、掃き出し窓に結露を見かけたことが以前(加湿器を使っていた頃。今は使用せず)ありましたが、内窓設置後は窓の内側に結露は見ていません。

10月、11月の朝には、外窓(既存のもともとあった窓)の外側に結露を見つけて驚きました。(これは、窓の断熱性能がアップしたことの証拠でもあるらしいです。)

「掃き出し窓」につけた内窓に欠点を発見

掃き出し窓の窓枠の下部分に足をかけてシャッターをしめたりしていたのですが、ここに内窓のレールがふえたことで、足をかけづらい(踏むと痛い)というデメリットも発見しました。

バルコニーから家の中に戻るときに、出っ張った内窓のレールに足をぶつけたことも何度かあります…。

さらに、リビングの掃き出し窓の「内窓」は閉めて、「外窓」は開けっぱなしにした場合、雨が降ると、内窓のレール部分に雨がたまり、室内に雨が入りそうになってしまったことがありました。

内窓の取り付け方について

商品を購入してDIYすることもできるのですが、サイズを細かく測らないといけないし、重そうだし、いい加減な性格の私や夫には向いていなさそうだったので、取り付けもお願いすることにしました。

※わが家はエクスショップさんにお願いしました。

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