2018年に2階建て、延床面積約32坪の注文住宅を建てました。
間取りなど重要部分の打ち合わせがひと段落してから、「照明のスイッチ」の打ち合わせがありましたが、「これって、数時間だけで決めて大丈夫!?けっこう重要だよね!?」と思いつつ、あまり深く考えていませんでした。
でも子連れで何度も打ち合わせに行くのも大変で、正直深く考えるのがいやになりエイヤっと決めてしまい…。
案の定失敗が多数ありました…。
特に、玄関の照明スイッチと、寝室の照明スイッチの位置に、けっこう大きな後悔をしています…。
「玄関ホール」の照明スイッチの場所、失敗!
玄関ホール、押しやすい場所にスイッチがない
玄関ホールの照明を付けたいときに押すスイッチの場所を失敗しました…。
押しやすい位置に玄関ホールのスイッチがないのです。
上の写真の右側の青いマルが、玄関ホール照明のスイッチです。
青いマルのほうのスイッチは、帰ってきて電気をつけるときや、家を出るときに電気を消す位置としては便利です。
でも、家にいるときに、玄関まで来て、関ホールの明かりをつけたいときに、つい押したくなるのは、上の写真の赤い丸のスイッチ。
でもこれは玄関ホールではなく、「土間収納内」の照明スイッチなのです…。
家にいる時に、玄関ホール照明をつけるためのスイッチは…下の写真の青マル部分にあります。
階段を降りてすぐの右手側にあって、これがなんとも使いづらいです。
階段を降りてすぐに、玄関の照明をつければそれでいいのですが、なかなかそうもいかなくて。
我が家は二階リビングなので、降りてきた勢いで、玄関の土間前のフチ(上がりかまち)まで行き、そこで玄関が暗いことに気が付くのです…。
押しやすい場所は、土間収納のスイッチ…
赤いマルのスイッチは、くつを履くときにいちばん近くにあって押しやすい場所。なので、玄関にきたらついここを押したくなります。
でも押したところで明かりがつくのは玄関ホールではなく、土間収納の中…。
玄関ホールのスイッチも、ここにあったらよかったのにな…。
玄関に来てから「暗い、電気を付けたい」と思うことが多いので、階段下まで数歩戻って、スイッチを押しに行くのは微妙に面倒。
玄関照明をつけたいなら、階段のところにちょっと戻るか、いっそ靴を履いて玄関先にあるスイッチを押すか…になってしまい、どちらもちょっと面倒。
家族みんながついついあの赤いマルのスイッチを押してしまう!!!と嘆いています…。
住んで4年が経過しても、玄関の電気を付けたいとき、ついこっちをぽちっとしてしまいます…
いっそのこと、センサーライトで、自動につくようにすればよかったのかな…。
外灯のスイッチ、土間にあって、靴が必要…
暗くなると自動でつく・明るくなると自動で消える照明だが…
庭にある機能ポールの外灯には、「点灯センサー」が内蔵されているので、
「常にONのままでOK。スイッチのON・OFFなどの操作は必要ない」という説明を、ハウスメーカーから受けました。
スイッチを「ON」にしておくと、夕方日が落ちると明かりがついてくれます。そして朝になって明るくなると、自動で消えてくれます。
そのため、外灯のスイッチの位置については深く考えていませんでした。
でも夜中は消したい時…スイッチが土間にあり、靴が必要
でも、夜中じゅう外灯をつけっぱなしなのはもったいないような気もして…。
防犯のためには付けっぱなしがよさそうな気もしますが、玄関ドアの窓からその光が入るのでちょっとまぶしく感じるし、なんとなく寝る前に消すようになりました。
でもこの機能ポールの照明のスイッチが、「玄関ドアの横」、土間にあるので、くつをはかないと届かない位置…!
上の写真の青いマルのところに外灯のスイッチがあります。
ちょっと広い土間なので、靴がどうしても必要…。
またまた「土間収納内」の照明スイッチが押しやすい位置…
でも、その左側にある赤い〇のスイッチなら便利そうですよね。実はこれは上記の通り、「土間収納」の中の照明です…。
この赤い〇の部分に、土間収納内だけではなく、外灯や、玄関ホール照明のスイッチも全部あれば、便利だったのに…!!
打ち合わせ時はそこまで想像ができなかったです。
寝る前にぼんやりとした状態で、いちいち靴を履いて、玄関先の照明を消しに行くのが本当に面倒だし、夜中に消し忘れに気が付いたときも靴を履かないといけない…毎日のことなのでけっこう不便です。
「寝室」の照明、調光ツマミが枕元にしかない!昼に使いづらい
寝室を入ってすぐの左手の壁に、寝室の照明のスイッチがあります。
寝室の照明は、「明るい⇔暗い」としぼれる(調光ができる)のですが、この「しぼり」ができる調整ツマミは、部屋の奥(ベッドの頭のあたり)にしかありません。
調整ツマミを増やすとお金がかかると言われたのでついついケチってしまったのと、夜寝る前に明かりをしぼることくらいにしか使わないのかな?と思っていたので、一か所にしかつけませんでした。
寝る前に、真っ暗だと寝にくくて、一番暗めに調整してから寝ますが、そのあとで夫が寝る時にスイッチを消しています。
すると、昼間に用があって寝室に来た時に、照明スイッチをつけると、照明が一番暗い状態のままで、暗くてよく見えない…。
これを明るくするには、ベッドによじのぼって、この枕元にある調整ツマミを回さないといけないのです。
ケチらないで、入り口に入ってすぐのところにも、調整ツマミをつければよかったです…。
ほかの場所の照明スイッチでも後悔が…
洗面スイッチ・トイレスイッチの後悔
別記事で詳しく書きますが、他にも、2階の洗面所の照明のスイッチが、入ってすぐのところにしかないのが不便なので、お風呂側にももう一つ欲しかったです。
また、1階洗面所の照明のスイッチが夜中に起きた時に分かりづらい位置にあって少し困ることも…。
そして、2階トイレは人感センサーにしたものの長く座っているとすぐに消えてしまったり、ちょっといまいちな点があって若干後悔しています。
さらに、1階トイレのスイッチが「トイレの中」にあって、やっぱりトイレの「外」にしたかった…という後悔もありました…。
リビング照明スイッチの後悔
さらに、リビングのダウンライトの照明スイッチに関しては、付けすぎて無駄だったり、欲しい場所になかったりと、これまた失敗がちょっと多め…。
リビングは大事だからといって、調光調色ができるライトコントロールスイッチを付けすぎて無駄だったし、結局あまり使っていないスイッチが多いです。
しかもダイニング側にはスイッチがないので、付けたいな、消したいなと思った時が少し面倒…。
我が家の照明スイッチ、失敗した場所まとめ
我が家の「照明スイッチの位置」の失敗
- 玄関ホールの照明スイッチ位置
- 外灯(機能ポール)の照明スイッチ位置
- 寝室の照明スイッチ位置
- 洗面所・トイレの照明スイッチ位置
- リビングの照明スイッチ位置(使わない場所あり)
スイッチの場所、しっかりシミュレーションを
照明スイッチの位置は意外と複雑なので、失敗しやすいところです。できる限りよく考えてから、打ち合わせをすることをお勧めします!
照明スイッチの場所の打ち合わせの際、照明担当の方から「こういう感じでどうでしょう」と提案されて、まあプロが考えたならそれで間違いないかな?と、ついしっかり考えずにスルーしてしまいました…。
間取りやオプションなどの打ち合わせが続いた後に、照明やスイッチ位置、カーテンなどの打ち合わせがあったので、考えたり悩んだりというのに疲れてしまったせいもありました。
この家で、自分や家族が毎日、どういう風に動いてどういう時にスイッチを押すのかを、しっかりシミュレーションしてみたほうがいいです。
スイッチは毎日使うものだし、意外と位置を失敗すると不便なので、間取りを考える時からスイッチ位置のことを頭に入れたりして、よく考えることをおすすめしたいです。