以前住んでいた建売住宅のお庭、引き渡しの時は下の写真のような感じでした。
旗竿地で、「竿」の部分には、コンクリート敷きの駐車場がありましたが、
このお庭の部分は、土のままでビックリ!

このままだと絶対に雑草が生えてくるだろうし、雨の日は子どもの靴が泥だらけになる…。ベビーカーも土の上じゃあとても押せない。
このままではいけないとは思いましたが、外構工事を外注するとなると、お金も時間もかかってしまう…。
そこで我が家は、庭を自作することに決めました。
庭を自力で作る…まずどうしたら?
まずは、どんな庭にするか、イメージを作ることですね。
インターネットや本で、理想の庭がどういう感じかを研究することも、イメージづくりには大切です。
少しいろいろな事例を見て研究してみてから、私の場合は、紙に設計図を手書きで書きました。
ここがアプローチで、ここからは人工芝で、ここにブロックを置いて、ここに花壇を作って…という風に。

それから、ホームセンターに行ってみることをおすすめします。
どんな材料があり、どんなものがどういう風に使えるか?自分の目で確かめながら、いろいろ試案してみるといいと思います。

我が家も、上の写真のように、ホームセンターに行って実際にタイルを並べてみたりして、イメージをふくらませました。
いろいろなグッズがあったので、ああでもないこうでもないと考えるのが意外と楽しかったです。
アプローチの部分は、陶器製のジョイントマットを採用。

アプローチ作りに、我が家が選んだのは、ジョイントタイルでした。
30センチ×30センチの陶器製のタイルと人工芝タイルを組み合わせています。
ジョイント式になっているので、とても簡単に敷き詰めることができました。
本当は、庭をしっかり均して平らにした方がいいのでしょうけれど、それはもともとやってあるはず!と信じ、私と夫はその過程を見事に省きました(笑)。
とりあえず、5年間これで過ごしてみて、特に困ったことはありませんでした。大雨の時に、一部分に雨がたまったことはありましたが、雨が止んだらしばらくして解決しました(笑)。
ベビーカーも、このタイルの上なら問題なく押せました。
来客や配達の人なども、土だと困ったと思いますが、このタイルのアプローチのおかげで靴に泥も付かず、あって本当に良かったと思います。
ちなみに、タイルの一部分にほんの少しヒビが入ったことがありましたが、砕けてバラバラになってしまうことはなかったので、とりあえずそのまま使用しました。
多めに買っておいて、余った分はしまっておき、割れたらその部分だけタイルを交換するといいと思います。
陶器製のものが見た目がよく、しっかりとしていておススメです。
花壇や砂利は、ホームセンターの資材を駆使。
また、ホームセンターを見ていたら、簡単に使えそうな花壇ブロックがたくさん売っていて、これは簡単に使えそうだ!と思って購入。
そしてこんな風に花壇を作ってみました。

組み合わせて置くだけの花壇ブロックと、木製のオシャレなプランターに、お花を植えて、すっかり庭っぽい雰囲気になりました。
この部分は日当たりもよかったので、植物を植えるとよく育ち、ガーデンニングがとても楽しめました!
日当たりを利用して、タカショーのソーラーライトも挿してみましたが、外が暗くなるとちゃんと点灯してくれて、なかなかよかったです。

ただ、この花壇、境界ブロックを花壇の一部に使っているので、これはもしかしたらやめた方がよかったかもしれません。建売の境界ブロックは、多くの場合、お隣さんと共用なので、もし壊れた場合とかに問題になる可能性があるからです。「花壇に使っていたから壊れたのでは?」と言われたりなど、トラブルを招きかねない…かもしれません。
※その後、この花壇はやめてすべてプランターに変えました。
砂利の下に、防草シートを忘れずに。
雑草防止に大切な砂利敷きですが、砂利を敷く前に「防草シート」を忘れずに敷いた方がいいです。
これをしっかりと敷くことで、ある程度、雑草が予防できます。
防草シートは二重で敷くと安心できるかもしれません。
また、防草シートと防草シートの継ぎ目や、端の部分が、雑草がしぶとく出てきやすいゾーンなので、なるべく手を抜かずにしっかりと敷き、庭用のUピンでがっちりと留めておくことをおススメします。
でもそれだけで安心してはいけません!砂利が少ないと、その合間を縫って雑草がしぶとく生えてきます。
砂利も、大量に買ってきて敷くのはとてもとても大変ですが、自力でやると決めたのなら妥協せず、何往復してでもたっぷり買ってたっぷり敷くと良いです。
お手頃なピンコロ石やレンガ、お手入れいらずの人工芝を駆使。
リビングの前の部分にあたる庭には、人工芝を敷きました。
人工芝はお手入れもいらないし、しっかりと分厚いので下から雑草もほぼ生えてこないし、とても便利でした。
(人工芝の端っこから強い雑草が生えてくることはあります。)
ちなみに、芝丈が30㎝以上のものが、リアルなのでおすすめです。
(ただし、夏はけっこう暑くなるので、裸足では歩けません、要注意!)
そして自転車置き場や子どものお砂場と花壇には、お手頃なピンコロ石や軽いレンガを使用し、手軽ですがわりといい感じのお庭ができて満足!


※その後、我が家は引っ越しをしたのですが、レンガを撤去して砂場をなくしたり、花壇をなくしたりなど、すっかり様変わりさせてから引っ越しをしました。
別記事にも書きましたが、お砂場は、もともとあった砂をそのまま利用(笑)。
固いけれど、子どもは喜んで遊んでいました。
防草シートや人工芝の固定には「U字ピン」
ちなみに、防草シートや人工芝を地面に固定するために使用したのは、お庭用の「Uピン」です。
庭の土がけっこう固いので、金づちを使ってけっこう力いっぱい打ち込みました。
人工芝を固定するためのUピンは、緑色のものを選べばなじんで目立ちません。
猫のフンガイに注意!!
花壇の土の部分に、おそらく猫と思われるフンが残されていたことが何度かありました…。
栄養豊富な、ガーデニング用の土を入れると、フカフカだし野良犬や猫が寄ってくるのでしょう…。
猫よけのとげとげしたシートを、植えた花と花の間に植えて何とか猫除けをしていました。
なるべくケチらずたくさん置いた方が、猫の居場所がなくなるので、フン害を防げますよ。
すぐに傷んだりするので、10枚パックなどまとめ買いした方が楽です。
まとめ
建売住宅の土のままの庭に困っている方、まずはホームセンターに行ってみて、色々なグッズを見てみるといいかもしれません。
ホームセンターには、庭づくりができるグッズがたくさん売っているので、意外とイメージが膨らんで、自力で何とかなるかも…と思えるかも?
忙しくてそんな時間がない方は、紹介したようなグッズをネットで探して買ってみてもいいと思います(サイズには要注意!)。
「リフォーム」を検討するのも手!
でも、我が家の手作りの庭のような感じだといまいちだな…ちょっと大変そうだな…という方は、ぜひ、プロに外注を。
庭を素敵にするだけで家の雰囲気がガラリと変わりますし、長年住むことを考えたら、そんなに高すぎる出費ではないのかなと思います。
どこにお願いしたらよいか分からない…という方は、
を使ってみると、優良なリフォーム会社を簡単な手順で紹介してもらえます。
リフォームって家の中だけじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、エクステリアや外構ももちろん取り扱っています!
私もリフォーム希望で「リショップナビ」を使ったことがあるのですが、住んでいる地域に対応している複数社の見積もりを比較検討したり、担当のコンシェルジュに相談することができるので、とても便利でした。
