我が家は仕事の関係で、全く縁もゆかりもない土地に引っ越しました。子どもがいたので、知らない土地での家探しも、結構大変でした。
遠方だと、そう何度足を運べないし…。
そんな中で注文住宅を建てることになり、とにかく、そもそもどの辺に住むと良いのかも迷いに迷い…。
でも結果的に我が家はなかなか気に入った土地で家を買うことができました。
できれば一度、賃貸で住んでみた方がいい
我が家も一度、住む土地選びでちょっと失敗しています。
引っ越しで他県に行くことになり、まずはいったん賃貸マンションに入りました。
駅から徒歩10分以内のマンションで、すぐ近くには商業施設があり、車が運転できない私でも生活は困らなさそう!
と、思ったのですが、住んでみると結構不便で…気に入りませんでした。
電車の本数が少ない、郵便局や銀行や小児科や図書館や支援センターも遠くて使いづらい、幼稚園も学校も結構遠い…。
しかも、幼稚園の雰囲気がなんだか悪くて…ママ同士の噂話、役員問題もすごくてギスギスギスギスしていて居心地が悪かったのです。※地域性のせいではないとは思いますが…。
何だか、雰囲気がちょっと全体的に合わなくて…このあたりで家を買おう!とは思えませんでした。
そこで家購入に向けて矛先を向けたのは、そこから少し離れた土地、そこも私は土地勘はゼロです。
スーパーなどをうろついてみる
次の場所では、賃貸には入らず、家を購入することを決めていました。
ファミリー向け物件だと、賃料が高すぎて、家を購入した方が月々の住宅費が半分くらいになると分かったので…。
でも、住んでみて確認しないまま、いきなり購入して大丈夫なのか?不安はやはりありました。
そこで、二、三度ほど行ってみてじっくり調査をしてみました。
通うであろう小学校や役所に行ってみて、雰囲気を見てみたり。
車でだけではなく実際に歩いたり、公園で子どもを遊ばせてみたりもしました。
小児科や幼稚園の口コミもネットで調べました。
それから、通うであろうスーパーに行ってみました。
どんな人たちが暮らしているのかもスーパーに行けばだいたい分かるし、街の雰囲気が如実に表れていると、なんとなく思います。
こっちもいいかも、とちょっと迷っていた、その隣の地区のスーパーにも行ってみましたが、なんだか、ちょっと寂しい感じがしてしまい、主に考えている地区のスーパーの方が、雰囲気がとても気に入りました。
他にも、範囲を広げて、地価も人気もより高い地域でも、散歩したりドライブしたりしました。
でも、いざ買って住むことを想像すると、なんだかしっくりきませんでした。
坂道が多かったり、スーパーまでの道が車通りが多いのに歩道が狭くて危なかったり、…。
逆に振興地域すぎて人工的な雰囲気で、幼稚園もかなり少なくて選択肢が少なすぎたり、小学校がマンモスすぎたりという地域も自分のイメージとは違うなぁ、と思い選択肢から外しました。
「住みたい」と思える場所かどうか?
やはり、実際の街の空気が自分の肌感覚に合うかどうかは、とても大切だなと思いました。
家を買うときは、家自体より、「そこに住みたいと思うかどうか」を大切にしなさいと、知り合いの不動産のプロにアドバイスされたことがあります。
その通りだなぁ…と思います。
私の場合、毎日のように通うスーパーが、綺麗で明るくて雰囲気が良いこと、スーパーへの道も安全で広くて快適なこと、それだけでも満足度が高いです。
もちろんスーパーもいずれ古くなるしつぶれるかもしれないし(笑)、何を重視するかは、人それぞれ違いますが…。
以前、23区内に一人暮らししていた時よりも、街やスーパーの雰囲気は気に入っています。
都会では感じられなかった、ほっとできる安心感があるんです。合うかどうかは、本当に人それぞれですね!
ハザードマップも確認
ちなみに、水害についてのチェックもやはり大切ですね…。
私も、購入前に、自治体のハザードマップを確認してみたところ、水害の心配はなさそうだったので、安心できました。
私の場合は、住んでいる自治体の名前+ハザードマップでネット検索すると、インターネット上でもちゃんと見ることができました。