これまでに賃貸アパートや分譲マンション、建売住宅に住んできて、それらの経験を生かして満足度の高い注文住宅にできたはず…と思ったら、後悔がたくさん残る注文住宅になりました…。
でも、注文住宅は、お金もかかるし、なかなかそう簡単にはやり直したり、売却して引っ越したりというのはハードルが高いですよね…。
注文住宅は後悔しやすい
注文住宅が後悔しやすい理由
注文住宅は、自分で土地を選び、間取りや建具や内装や設備や、いろいろと自分で選んで決めることができます。
だからこそ、「やっぱりこうすればよかった…」という細かい後悔がたくさん生まれやすいです。
我が家が具体的に後悔していること
我が家も、色々な家に住んだ経験から、ああしたい、こうしたいという部分がたくさんあって、なるべく実現させたはずなのに、思いもよらない後悔ポイントに住んでから気が付いてビックリ…。
例えば、
- 南西向きの2階リビングが思った以上に暑い
- 勾配天井の広いリビング、冬の午前中が寒い
- 断熱性能・機密性能にもっとこだわればよかった(窓がアルミサッシ・断熱材も足りなさそう)
- 1階の寝室と子供部屋、寝ている時に隣の家の浴室の音が気になる
- 隣の家との距離が近すぎて音や目線が気になる
- 広いウォークインクローゼットのデッドスペースが使いづらい
- 子供部屋の収納が足りなかった
- 洗面と脱衣所はやっぱり分けたかった
- リビングに隣接する、独立できる和室がやっぱり欲しかった
- リビングの壁紙が真っ白すぎて不満。もっとアクセントクロスを付ければよかった
- エアコンの位置やコンセントの位置、照明スイッチの位置がいまいちだった場所がある
- 太陽光パネルを最初からつけておけばよかった
- 土地の横幅が狭かったので、思い描いていた間取りや外観にできなかった
- もう少し駅に近いとよかった
まだまだあります…!
ここまで後悔ポイントが多いわけなので、できるならもう一度、新築を土地からやりなおしたい…!と思う気持ちは正直、ゼロではありません。
やり直しはハードルが高い…とりあえずは今の家に住んでいく選択
リフォームなどできることをやってみる
もちろん一括払いとかで買ったわけではなくしっかりとローンもあるわけだし、そう簡単に売却して住み替えというわけにはいかない現実。
今の家にも好きな点もあるし、いいところに目を向けながら住んでいくのが現実的かなと思っています。
とりあえず、家の断熱性能を高めるために、内窓(インプラス)を設置するというリフォームをしてみました。
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内窓を設置していない窓にも、プラダンを自分で取り付けたり、ダイソーのビニールカーテンを付けてみたりなど、いろいろ工夫しています。
また、暑すぎる南西側の掃き出し窓の外には、「スタイルシェード」を取り付けたり、窓に「クールブレイド」という日よけシートを貼ったり。
2階リビングにもエアコンを2台設置して(エアコン用コンセントの増設工事がなかなか大変だった…!)、とりあえずは電気の力で暑さもなんとかなっています。
今後も、断熱性の低い玄関ドアのリフォームや、コンセント位置、照明スイッチの位置、壁紙など、リフォームで変えられる部分はいずれ変えたいな…と思っています。
考え方を変える
気に入らない部分について毎日考えていると、どんどん気に入らない部分が膨らんでいってしまう…マイホームブルーから抜け出せない…という経験が、私にもあります。
「今よりいい家が本当にあるのかどうか?おそらく100%満足できる家や土地なんてないはず」
「確かにこの点は失敗した。でもこの点では成功している。もし住み替えたとしても、せっかく成功した点が次も成功するとは限らない」
「もし住み替えてもまた新しい不満が出てくるかもしれないし、おそらくお金もたくさん使うことになるし。それよりも他のことに使って楽しんだ方がいいかも」
「いずれこの家だって、何かのきっかけで手放す時が来るかもしれない。その時までこの家が仮住まいだと思ってみよう。もし引っ越して賃貸で入居するにしても家賃がかかるし、今払っているローンを家賃だと思ってみるか」
このような考え方と、できる限りリフォームなどもやってみたことで、私の場合はマイホームブルーのループからいつの間にか抜け出せていました。
どうしても…の場合は売却して引っ越し・住み替えを検討
色々やってみたり、考え方を変えようと頑張ったりしてみても、どうしても今の家ではストレスが多い…という場合は、建てた家を売却して引っ越しする、住み替える、という選択肢ももちろんありです。
わが家は、注文住宅を売却したことはありませんが、前に住んでいたマンションや建売住宅を、売却して、引っ越した経験があります。
前に住んでいた家よりも30平米近くも狭い賃貸の家で仮住まいをしたこともあり、家財や物もすごく多くて大変ではありましたが、それでもなんとかなりました。
まずは今の家がどれくらいで売れるのかを査定してもらわなければいけないし、とにかくやることがたくさんで大変ですが、新しい環境、新しい家のワクワク感があったおかげと、売却を手伝ってくれた人たちのおかげで、いつもスムーズに住み替えができたので、ありがたかったな…と思っています。
わが家ももし機会があれば、もう一度理想の家を建て直したいな…という野望があります…!実現可能性は低いですが、今後もし何か状況が変われば実際に考えないこともないだろうと思います。
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