2018年に家を建てる時、庭(家の前部分)は、雑草対策のためにほぼコンクリートにしました。
庭には小さな花壇があるのみで、あとは駐車場とアプローチ。
家の横と後ろの部分は、防犯対策のためもあって「砂利(+防草シート)」ですが、家の前はほぼコンクリートで埋めました。
おかげで、家の前の部分では雑草がほぼ生えず楽ですが、ちょっとしたデメリットもありました…。
庭をコンクリート敷きにしすぎて後悔した理由
- 照り返しで暑い・無機質な感じがする
- 花壇がもう少し欲しかった
- 仕上がりがいまいちできれいじゃない(溝や凸凹が気になる)
- 汚れが気になる
照り返しで暑い・無機質な感じがする
コンクリートを敷いている部分はやっぱり雑草が生えてこなくて楽ですが、コンクリートだらけで、しかも西日の当たる南西向きの庭、夏はすごく暑くて…。
また、砂利敷にした家の横と後ろの部分にはやっぱり、雑草が生えてきてしまうので、雑草対策のために全てコンクリートにすればよかったかなと思ったこともありましたが、全部コンクリートにしてしまうと、照り返しでさらに暑くなってしまいそうです。
「タマリュウ」などのグリーン部分があればよかった?
コンクリートの駐車場の一部に、すきまをのこして、砂利を置いたり、タマリュウを植えたりというのをよく見かけますよね。
こうすると無機質な感じが減るし、おしゃれでいいなと思っていました。
でも、その部分からも雑草が生えそうだなと心配だったり、植えたタマリュウも枯らしてしまいそうだし、雨が降ったら泥で汚れるかもと不安で、植物はやめてピンコロ石をアクセント的に埋め込むことにしました。
その結果、雑草は生えてこず楽ですが、全体的に灰色のコンクリートが目立って無機質な感じがするし、ちょっとした砂ぼこりを追いやる場所もなく、とにかくちりとりで回収して、燃えるゴミに捨てるという手間も生まれてしまいました。
家と外構のキワ部分もコンクリート。土がよかった?
家と外構コンクリートの間には、ふつうならちょっとだけ砂利があったり花壇があったりするようですが、我が家はキワキワまでコンクリートで、この端の部分にもゴミ、土埃などがたまります。
ここに「クリーピングタイム」「バーベナ」「ポリゴナム(ヒメツルソバ)」などの、強いグランドカバープランツを植えればかわいかっただろうし、無機質な感じも減りそうです。
花壇がもう少し欲しかった
庭の一部に小さめの花壇を作ったので、そこにシンボルツリーやお花、グランドカバーになるようなグリーンを少し植えています。
プランターで育てるよりも、花壇の方が、ほぼ水やりもいらず、とても楽に育ってくれるので、もう少し花壇を増やせばよかった…!
アプローチに沿って、宿根草をかわいく植えたり、というのにも憧れます…。
もちろん花壇や土の部分が今よりも多かったら、どうしても雑草が生えてきやすいし、デメリットもあるのですが。
仕上がりがいまいちできれいじゃない(溝や凸凹が気になる)
溝が気になる(落ち葉が入り込む)
家の前の駐車場スペースは、コンクリートだけではつまらないので、ブロック(ピンコロ石)を埋め込んでもらい、少しアクセントを付けました。
ところが、コンクリートとブロックの間の溝が大きくて、ここに砂ぼこりや落ち葉などが溜まりやすいんです。
ほうきではいてみると、次から次へと葉っぱや花がらや砂ぼこりや小さなゴミが際限なく出てきます…。
仕上がりがきれいではない?凸凹が気になる…
写真で見るとわかるように、コンクリートに全体的に縦線?が入っていて、でこぼこに見えます。
お隣の家のお庭のコンクリートはもっとなめらかできれいに見えるのですが…。
ハウスメーカーで外構もやってもらったのですが、見積もり額が思ったよりもお安かったので(全部で100万しないくらいでした)、お任せしてみましたが、完成後は家の中ばかりが気になって、庭のチェックは正直あまりちゃんとしなかったかも…。
汚れが気になる(雨に濡れない軒下の部分など)
軒下の汚れ、砂ぼこりが気になる
家の目の前の部分(上の図の緑のゾーン)は最初の提案では「砂利」でしたが、自転車置き場にしたくて、ここもコンクリート敷きにしてもらいました。
おかげで雑草も生えてこないし、軒天があるおかげで雨にも濡れないので、自転車置き場としてちょうどよく、自転車のタイヤが泥で汚れたりもないので、良かったなと思ってはいました。
でも、雨に濡れないコンクリート部分に砂埃などの汚れがたまりやすいです。
ホコリや細かい砂など、ほうきでの掃き掃除では取りきれず、ホースで水を勢いよくかけて掃除をしてみようと試みましたが、少し水をかけたくらいではなかなか汚れが流れてくれないし、ブラシなどでこすらないとすっきりきれいになりません。
中途半端な掃除では、逆に汚れが残ってしまうので、天気がよくて水がよく乾く日にしっかり掃除をする必要があります…。
コンクリートではなく、土と砂利にしておけば、そこまで砂ぼこりがたまるのが気にならなかったかも…。
春先の赤ダニ対策にも、コンクリートの掃除が大事
毎年春頃、花壇のまわりや庭のコンクリート部分に、「赤ダニ(別名タカラダニ)」を発見します…。
4月から6月頃に発生するダニで、人体には影響はないとされますが、庭先の植物に影響がある場合もあるとか…。
玄関先のコンクリートの隙間などに産卵をし、春になるとそれが孵化して、コンクリートについた花粉を栄養にしたりしながら大量に発生するので、春先までに、コンクリートをブラシなどでごしごししてきれいに掃除しておくといいという情報を得たので、毎年しっかりやりたいと思っています…。
まとめ。コンクリート敷にしすぎたかも
コンクリートで地面を覆うと、夏に照り返しで熱い気がするし、人工芝や、大きめの花壇にグラウンドカバーになる植物を植えるという方法もよかったかもしれない…。
本物の芝生はちょっと大変そうなので、本物っぽい人工芝を敷くか、「クリーピングタイム」とかで地面を覆えばかわいいし雑草対策にもなってよかったかも。
それに、ガーデニングのために花壇がもう少し欲しかったし、コンクリート敷にするならもっときれいな仕上がりにしてもらえばよかった…。
前に住んでいた家の庭に、人工芝をたくさん敷いていましたが、雑草対策にもなったし、見た目も明るくなってよかったです。リアルに見える、芝丈の長いタイプがおすすめ。
一度敷いてしまったコンクリートをはがすのはとても大変…費用もかなり掛かると思われます。
どのみち我が家の庭は小さいので、ほとんどがアプローチと駐車場でいっぱいいいっぱいだし、「ほぼコンクリート」になるのは仕方がなかったかもしれません。目立ちやすい家の前の部分は雑草の心配がほぼないので、楽ではあるし、メリットも多いのは間違いないですけどね。
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