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2階リビング後悔・失敗

「次の家は二階リビングがいい!」と思った理由と、実際に2階リビングに住んでみてわかった後悔とよかったこと

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2018年に二階リビングの注文住宅を建てた我が家。

なぜ、いろいろと欠点があるといわれる二階リビングがいいと思ったのか?

それは、前に住んでいた家の日当たりが悪くて、二階リビングがよかったのにな…と思っていたからです。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSE online (住まい)でも記事を書いています(ペンネーム:東島由樹)

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建てるなら「二階リビングがよい」と思っていた理由

前に住んでいた家で、リビングの日当たりが悪かったから

そもそも、「新しい家は二階リビングにしよう」と思ったのは、前に住んでいた家のリビングの日当たりが悪かったからです。

旗竿地で、リビングの南側2mほど先に隣家があったので、一階リビングの日当たりが悪くて暗くて気がめいってしまい…。

冬は底冷えもひどくて、パズルマットを敷き詰めたり…。

でも2階なら常に明るかったので、「この立地なら、二階リビングがよかったのに…!」と強く思っていました。

新しい家では、「確実に」日当たりのいいリビングにしたくて

日当たり

今回、注文住宅を建てるにあたって選んだ土地は、南側や東側1m先に家があります。

でも、南西側は道路で開けているので日当たりはそこそこ。

でも前の家の時のトラウマ?があったので、次の家は確実に日当たりのいい家にしたくて、色々なデメリットも知りつつ、2階リビングにする決意をしました。

また、1階リビングだと、目の前に通りがある場合、視線や人の気配が気になってしまいそうで嫌だったのと、

なるべく明るいリビングにするために、家の建ってない南西側にたくさん窓を作りたかった(1階リビングだと玄関で半分南側を取られてしまい採光できる窓が減る)、

そして勾配天井でとにかく広々としたリビングにしたかったので2階リビングがいいだろう、ということになりました。

こんな二階リビングの家にあこがれていた

  • 窓が大きくて、日当たりがよく、明るくて開放的。
  • 窓の外の景色が見える。
  • 外からの目線が気にならない
  • 冬ぽかぽか暖かくて快適。

そんな二階リビングをつくりたい!と思っていました。

実際の二階リビングの現実。後悔と、よかったこと

実際は、後悔・失敗も多かった!

断熱・気密性能を高くしたかった。日射対策も。夏暑くない・冬寒くない快適なリビングにしたかった)※勾配天井で広いLDKなので、冬の朝が寒い。南西向きなので夏はめっちゃ暑い。

エアコン用のコンセントを2階にもっとつけるべきだった(増設するのが大変だった)

③リビングを2階に持っていくことで、個室が1階になるが、それによるデメリットができるだけ生まれないように工夫する(2階から1階への音の響き、子供が帰ってきたときの解施錠の手間、寝室と隣の家が近いことへの対策など)

老後の心配。老後は、1階だけで過ごせるようなリフォームが必要かも。

階段が狭くて、大きな家具家電の搬入が、バルコニー経由になり費用がかかる。

2018年に建てた我が家の二階リビングの家は、実際は、後悔や失敗も多かったです…。

一番の問題は、断熱性能にこだわらなかったために、夏の午後が暑いこと。春や秋でも二階がすごく暑く感じることも…。勾配天井で屋根裏がほぼないのでなおさらです。

エアコン用のコンセントを2階に1個しかつけなかったので、エアコンを増やしたいと思ったときに、コンセントの増設工事も必要になりました。

そして2階の足音が1階に響くとか、1階が寝る部屋になるので隣の家からの視線や音が気になる問題も起こりました。

そして老後のこともやっぱり心配…。

二階リビングにはやっぱりデメリットはあるので、なるべくそのデメリットが目立たないようにする工夫が必要だったなと思います。

2階が暑くて不快…。我が家がやってみた2階の暑さ対策のまとめ

二階リビングにするなら、エアコン用のコンセントを多めに付けておいた方がよいです。あとからエアコン用のコンセントを追加するのはかなり、かなり大変なので…。

エアコンをもう一台設置したこと

二階で子どもが走り回っていると、一階に響きます。二階リビングの防音対策に、防音できる床などにすればよかった…

1階の窓、大きい透明ガラスにして目線や音などが気になって失敗した…という後悔

大きな家具家電の搬入のため、階段幅をもう少し広くできればよかったのですが、そうすると小さな家にはどうしても間取り的に厳しかった…。2階バルコニー経由での搬入になります…。

二階リビングにしてよかったこと、やってよかったこともあった

リビング

二階リビングにしてみて、よかったことや、やってよかったこともいくつかあります。

  • 日当たりがよく、冬の午後は特にあたたかくて快適
  • 勾配天井で天井高を高くできたので、広々として開放的
  • リビングでは、外からの視線や音が気にならない
  • 洗濯の動線がよく家事がラクになった

・二階にファミリークローゼットを作ったら洗濯後の片づけがすごく楽になった

・洗濯の導線がよくて楽。リビングのホスクリーンなどが便利。

脱衣所、洗濯機、干す場所、片付ける場所がぜんぶ2階にあるのでとても楽です。

・一階にもインターホン子機を置いた。

一階にいる時にドアホンが鳴った時にしっかり活躍しています。

・広めのベランダがリビング続きで便利。

プール、雪遊び、子どもの遊び場、洗濯干しなど。大量の洗濯物も余裕で干せます。

ただし、南西向きの二階リビングのバルコニーなので、夏の午後の直射日光(特に西日)が容赦なくて、かなり暑いし、直射日光にさらされたバルコニーからの熱(輻射熱)も、リビング内の暑さに影響していそうな気がします。そのため、スタイルシェードをななめにかけて置くことが欠かせません…。

バルコニーは最低限のサイズでもよかったかも。でも、洗濯物がたくさんある日とかは広くてよかった…と思っているので、難しいところですが…。

・南西向き二階リビングで冬の午後がぽかぽかあったかい。(夏は暑けれど…)

・建築化照明や勾配天井で特別感を出せた。

※勾配天井に関しては、後悔や思わぬデメリットもありました。

まとめ

次に住むなら二階リビングがいいな、と漠然と思っていたことを実際に取り入れてみて…

後悔した面も、よかったと思う面もありました。

日当たり条件の限られたちょっと細長い形の今の土地で、広々とした明るいリビングを作るには、やっぱり二階リビングが正解だったとは思います。

でも、断熱性能にはもっとこだわるべきだったし、床も防音床にしたかったし、老後のことももっとよく考えたほうがよかったかな…。

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