「こうすればよかった」、「後悔、失敗した…」と思っている場所がたくさんある我が家の注文住宅
。これまでにも後悔点についてまとめ記事を作るほど、たくさんの失敗点があったのですが…。
今回は、「二階リビング」にするにあっての「こうすればよかった」に焦点をあてて、まとめてみたいと思います。
これから二階リビング(二階建て)の注文住宅を考えている方に参考になれば幸いです。

遮熱・断熱対策をしっかりした方がよかった。
遮熱対策を考えるべきだった。
一戸建ての二階は暑いという認識は前からあったのですが…南西向き二階リビングの暑さをなめていました…!
真夏のいちばん暑いころはもちろんのこと、晴れた日の午後の暑さが、すでに2月から耐えられないほどで(笑)。
厚いカーテンがあると見た目的にも邪魔だし、要らないよねと思ってレースカーテンだけにしていましたが、遮熱カーテンを購入し、外側にはシェードやよしずも設置しました。
二階リビングにするなら、遮熱対策を怠ってはいけませんね。
もっと軒を深くするか、インナーバルコニーにすれば、真夏の昼間に窓に入る熱をシャットアウトできただろうな。また、西側の窓ももっと小さくすればよかったです。ただ、朝夕や春明の低い角度の太陽をシャットアウトするには、シェードやよしずが向いています。
屋根、外壁などの断熱性能、もっと上げればよかった。
あまり断熱などにはこだわらなかった我が家。それがそもそもの失敗でしたね。
窓ガラスはLow-e複層ガラスですが、断熱性能にはほぼこだわらず、屋根も外壁もローコスト住宅の標準仕様のまま…。
しかも勾配天井で屋根裏もないので熱をそのままリビングが受けている感じ…!
追加料金を出してでももっとすごい性能にすればよかったです。もし今から屋根の断熱性をさらに高めるなら、「太陽光パネル」を載せるのがいいかも…!?→その後本当に太陽光パネルを搭載しました!(笑)南東側の屋根の実なので、効果のほどはあまり分からないのですが、ちょっと涼しくなったようにも思います。
ロフト付き、もしくは3階建てにすべきだった?
せめて、ロフトを付けたり、3階建てにしておけば、一番上に熱い空気がたまってくれて、二階リビングはもう少しましになったかもしれません。
二階リビング、エアコン用のコンセントが足りない!
もともとリビングにつけていたのは、18畳用のエアコンで、これもまあまあ大きなサイズと引っ越し屋さんなどからは言われていましたが、
23畳ほどある、しかも勾配天井で天井高の高いリビングでは完全にパワー不足でした。
そこで、真夏の午後のあまりの暑さに負けて、29畳用というビッグサイズのエアコンに買いなおした我が家。
本当は、まだまだ18畳用のエアコンも使えたので、リビングにもう一台エアコンを増設するという方法にしたかったのですが…。
エアコン用のコンセントが、二階に一つしかなく、エアコンの増設ができなかったのです!!
二階リビングにするなら、エアコン用のコンセントを多めに付けておいた方がよいです。あとから追加するのはかなり、かなり大変なようなので…。
※その後、洗面所の分電盤から、屋根裏を通してリビングへ隠蔽配線ができそう…ということが分かり、電気屋さんにお願いしてやってもらいましたが、もちろん費用がかかりましたし、けっこう苦労されていたので、無理な場合もあるようです。
しかも大きなエアコンを付けるためにはそれ相応のスペースも必要。我が家はホスクリーンやカーテンレールがかなりギリギリでした…!エアコンの場所には余裕を持たせることをおススメします…。ちなみにエアコンのコンセントは大きいサイズに対応できる「200V」にしておくとスムーズです。
さらに、室外機の置き場についても注意が必要です。夏場、日当たりのよいバルコニーに室外機を置くと、熱くなりすぎて、うまく冷房が効かなくなることがあります。シェードやよしずなどで日陰を作ることが大切です。ただし冬に関しては日当たりのよい場所に室外機があった方がいいそうです。
二階リビング、一階への影響も考えるべし。
二階の音が一階に響く!隣近所にも…?
二階で子どもが走り回っていると、かなり一階に響きます。この音が、隣近所にも響いていそうで心配です…。
二階リビングの防音対策に、防音できる床などにすればよかったです。
一階が寝室・子ども部屋なので隣家の音が気になる。
二階がリビングということは、個室・各自の寝る部屋が一階になるということ…。
広いおうちなら二階に寝室・子ども部屋も可能ですが、我が家は100平米ほどのおうちなのでそれはムリでした。
そうすると、予想外なことが起き…。寝室・子ども部屋の窓のすぐそばに、隣家のお風呂場があり、夜中にお風呂の音が気になって!
その対策のために内窓を付けました。防音性はもちろん、防寒性も防犯性も上がって満足しているので、まあよかったのですが…。
子ども部屋、すりガラスにすべきだった?
住宅密集地なのでなおさら、一階が子ども部屋なので隣家からの目線に気を付けるべきでした。
布団干しがしづらい。布団乾燥機で解決?
一階が個室なので、二階まで布団を運んで、干して、戻して…というのがかなりの重労働!
家族が多いと布団の数も多いので、とてもやっていられません!(笑)
我が家は「布団乾燥機」を購入し、乗り切っています。
やってよかったことも。
二階リビングのために、やってよかったこともいくつかあります。
・二階にファミリークローゼットを作った。
・洗濯の導線がよくて楽。ホスクリーンなどが便利。
・1階にもインターホン子機を置いた。
・広めのベランダがリビング続きで便利。プール、雪遊び、子どもの遊び場、洗濯など。

・建築化照明や勾配天井。

他にも、リビングにスタディカウンターを作ったりキッズスペースとしてのフラットな3畳の和スペースなどを作りましたが、二階リビングとは関係なく普通のリビングとしてのお話かな?他にもよかった点をまとめた記事も別であります。何かの参考になれば幸いです。