先日、2018年秋に植えてから育ててきた庭のオリーブの木に、スズメガの幼虫らしき青いイモムシがいた…というのを書いたところですが、
その後、今度は卵を数か月にわたって次々と発見しました…!!
2020年9月。葉に卵!
先日、オリーブにイモムシがいるを見つけて駆除し、茂りすぎたオリーブの枝を少し剪定して、大きめの切り口には「トップジン」を塗って、ちょっとホッとしていました。
でも、まだまだイモムシがいるかもしれない…と思い、翌朝、改めてオリーブの木を観察していると、上の方の葉に何か違和感が…。
そこで、違和感のあったあたりをよくよく見てみると、た、卵が!!
虫の卵を見るのが苦手な方は閲覧注意です…!

小さくて、黄緑色で、ちょっと透明で、けっこうきれいな卵でした(笑)が、
明らかに虫の卵なので気持ち悪くて、枝ごと切って、袋に入れて捨てました。
翌朝、オリーブの幹に蛾を発見
その翌朝、オリーブを観察していると、茶色くて、大きい、まるでセミのような蛾がいることを発見。
幹の下の方で、かなりじっとしているので、これは産卵しているのでは…とピンときました。
でも、キンチョール的な殺虫剤は持っていないし、どうしよう…と思ったのですが、
とりあえず、家にあったベニカXファインスプレーをかけてみると、下に落ちてジタバタ…。
ちょっとかわいそうでしたが、仕方ない…。
調べてみると、「フマキラープレミアムプロ用」という商品が、スズメガの適用もあります。

最近、我が家が、オリーブを植えている場所の近くのコンクリートや外壁にスプレーしてみているのはこちらの商品。スプレーをしてからは卵やイモムシを見ることが少なくなったかも…。
蛾の居た場所を観察すると…やはり卵が!
蛾の止まっていたあたりの木の幹を観察していると、やっぱり卵がありました。

しかも、そのそばの細い支柱にまで、産み付けられていました。見逃すところだったので危なかったです…まさか支柱にまでとは。

これはまだどこかに産卵されているかも…と思い、よくよく見ていると、上の方の幹にもありました。
支柱よりの、けっこう目立ちにくそうなところに…。

一つ残らず、要らない厚紙でこすり落とし、できる限り回収して捨てましたが、
とても小さいので、いくつかは土の方に落ちて分からなくなってしまいました。
その卵がかえらないように、土には「オルトラン」をまいておきました…。
もうこれ以上イモムシには遭いたくないので…。
お母さん蛾の気持ちを考えるとちょっと切なさはありますが、我が家の大切なシンボルツリーを守るためです…。
1か月後、2020年10月にも…
結束バンドから麻ひもに変更
シンボルツリーのオリーブと、ダイソーで買った支柱を、結束バンドで結び付けていたのですが、
オリーブの成長とともに、すぐに結束バンドがきつくなってしまい、幹に結束バンドの跡が残ってしまう…ということを、2度ほど繰り返してしまいました、反省。

ゆるめに付けたとしてもやっぱりオリーブが成長するとすぐにきつくなるんですね。
そこで今度は、ホームセンターで買った「麻ひも」でゆるく、8の字に縛ることにしました。早くこうするべきでした…。

またもや卵を発見!?
そこでいったん結束バンドをハサミで切り、支柱を確認したところ、またもやスズメガの卵らしきものを発見…。
9月初めごろにも、木の幹やその側の支柱に卵を産まれてしまったのですが、その時も、もう卵がないか慎重に調べたのですが、まだあったとは…ショック!
木と支柱の間にはさまれた、あまり見えにくい場所に上手に産んでいくんですね…。
しかも木の方ではなく支柱に産むって、何でなんだろう…。

さらに、その翌日にも、葉っぱに2個、茎にも1個見つけてしまいました…いったいどれだけ産んでいくの…。
その1か月後にもイモムシ発見…
さらにその約1か月後、少しずつ涼しくなってきたし、もういよいよスズメガはいないだろう!と思っていたのですが、
ある日、「これはただの砂だよね…?まさかスズメガの幼虫のフンじゃないよね…?」と疑わしく思う黒いつぶつぶが落ちていました。
今まで見つけたことのあるスズメガの幼虫のフンよりはかなり小さいけれど、ちょっと嫌な予感がして、落ちていた部分の上あたりの葉をしっかりと探してみました。
でも全く見つからなくてやっぱりいないかなと…。でも、ちょっとだけ葉が食べられているところがあったので、その葉を触ってみようと思ったら…うわ、居ました、その葉の裏に…。
<虫の苦手な方は注意>

もう葉と同じ色なのでほとんど見分けが付かないのですが、これは明らかにスズメガの幼虫の小さいやつだ!と分かりました…。
若い芽に虫が?ハマキムシ?
そして、去年も、スズメガの被害に遭ったあとに同じように気が付いたことのある、若い芽に付いた虫の仕業らしき症状…。

虫のフンらしき小さな黒いブツブツが付いています…。

何やら白い細い糸も見えるし…これは「ハマキムシ」とかなのかな?幼虫や虫自体は見つけられなかったのですが、黒っぽくなってしまっている若い芽がいくつかあったので、この部分も剪定しておきました。
昨年も、スズメガの幼虫に葉を食べられる→剪定をする→剪定をした場所から若い芽がどんどん出てくる→その若い芽がハマキムシらしき虫に食べられてしまう…という同じ順番をたどっています。
もううちのオリーブには毎年の恒例行事になってしまうのでしょうか…?
オリーブ、やっぱり後悔?
本当、オリーブ、こんなに手がかかるとは思いませんでした。ちょっとシンボルツリーに選んだことを後悔。
とはいえ、他の木にしても、何かしらデメリットがあるだろうし、虫がつくことも、剪定が必要なこともあるだろうし…仕方ないのかな。
もう少し玄関先から離れた場所に植えていれば、虫がいてもそんなに気にしなくてもよかったのかもしれませんが、
我が家の場合、玄関を出てすぐの位置にあるうえに、郵便受けのすぐ隣にあるので、虫がいたら気になってしょうがないのです…。
やっぱり、オリーブの形はとてもかわいくて好きなので、せっかく育ったオリーブの木、虫から何とか守りつつ、まだまだ大切に育てていきたいと思います。
思えば、2年前に植えたときはこんなに小さかったのに、今や2mほどになりました。虫に度々やられているわりには成長力がすごい点にはビックリです。(その後、2023年1月には3mほどに成長しています)
