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土地

病院がすぐ隣・近くにある物件に住んで感じたメリットとデメリット

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過去に、大きめの病院がすぐ近くにあるという物件に住んだことがあります。

また、家を建てるにあたって土地を探していた時に、近くに大きめの総合病院が数年後に建ちます…という物件に出会ったこともありました。

病院がすぐ隣、すぐ近くにある物件のメリットとデメリットについて考えてみました。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSE online (住まい)でも記事を書いています(ペンネーム:東島由樹)

【病院がすぐ隣・近くの物件のメリット】

  • 調子の悪い時やケガをした時にすぐに受診できて助かる(※受診できるかは病院にもよる)
  • (開院時間中は)常に人の目があり防犯になる

調子の悪い時やケガをした時にすぐに受診できて助かる(※受診できるかは病院にもよる)

私が住んでいた物件のすぐ隣にあった病院は、そこそこ大きな総合病院で、色々な科があり、救急にも対応してくれていました。

そのため、子供がまだ小さい時に、子どもからインフルエンザをもらい高熱でフラフラになってしまった時に、電話をするとすぐに対応してもらえて、すごく助かりました。

小さい子供も一緒に連れて行かなければいけなかったのですが、私は車が運転できないしその辺にタクシーもほとんどいないし(配車を頼むと料金もかかるし…)、病院がすぐ隣というのは本当に助かりました。

また、子供がケガをした時や、自分が家具の角に頭をぶつけてしまった時に、夜間に急に受診させてもらったこともあり、ホチキスの針で傷口を留めてもらって、翌日にも受診…ということもありました。大きめの病院がすぐ近くで助かった…という経験でした。

もちろん病院によっては、すぐ隣にあっても、紹介状がないと受診ができないとか、急病の時にすぐ隣だからといって搬送ができるわけではないという場合もあるし、子供を受診させたいけれど小児科がないとか今は小児科医がいないから受け付けられないという場合もあります。またその病院の先生との相性が合わないので隣や近くであってもほぼ受診したことがない…という話も聞いたこともあります。

すぐ隣、すぐ近くに病院があっても、場合によっては使えないこともあるので、必ず便利!とは言い切れませんが、私の場合はとても助かったので良かったです。

ただし、病院は移転することもあるので、その点は注意が必要ですね…!

(開院時間中は)常に人の目があり防犯になる

24時間体制の病院は夜中も救急車や人の出入りがあるし、そうではない場合も、開院中は病院へ来る人やスタッフなど、ある程度の人の目があるので、空き巣に遭いにくいなど、防犯上のメリットもあると思います。

【病院がすぐ隣・近くの物件のデメリット】

  • 救急車のサイレンの音
  • 救急車が通る際は歩行者も注意が必要
  • 人の目が気になることも
  • 病院の大きさや位置によっては日当たりに影響も

救急車のサイレンの音

救急車の出入りする大きな病院の場合は、日中も夜中も救急車のサイレンの音が気になる可能性が高いです。

私が住んだ物件でも、やはり救急車の音はよく聞こえましたが、マンションで防音対策もしっかりされていたので、夜眠れなくて困ったということはありませんでした。

でも病院との位置関係や、救急の出入り口が近いなど、条件によってはかなり気になる場合もあるので要注意です。

気になる場合は、「内窓」(インプラスなど)を設置するなどすればある程度対策ができるかも。

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また、音だけではなく、サイレンの光が気になる場合もあるので、寝室の窓の位置やカーテン、シャッターの設置などにも気を配った方がよさそうです。

救急車が通る際は歩行者も注意が必要

救急車が出入りする病院がすぐそばにある場合は、車だけではなく、歩行者も、救急車に気を付けなくてはいけません。

横断歩道であっても救急車を優先して先に通してあげるべき時があったり、スピードの速い救急車が通ることもあるので、注意しながら歩く必要があるでしょう。

救急車だではなく、病院に出入りする自家用車やタクシー等が多い場合も、交通量が多いので、気を遣うことが多いかもしれません。

人の目が気になることも

病院を訪れる患者や付き添いの人の他にも、病院のスタッフなど、多くの人が近くを通るので、人の目が気になることもあります。

病院の入り口や救急の出入り口、スタッフの出入り口などの位置関係にもよりますが、それらが家から近かったり、玄関や窓からよく見える場所の場合は特に気になると思うので、気を付けて設計をした方がよさそうです。

オープン外構にしない、玄関に目隠しを付ける、洗濯物が見えづらいようにする、窓の位置や大きさにも気を付けるなど、工夫をするとよいですね。

我が家も、家の前の道を、人がけっこう通るので、洗濯物が見えにくいように工夫しました。

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病院の大きさや位置によっては日当たりに影響も

大きな病院の場合、位置関係によっては日当たりに影響がある場合もあります。

我が家も、検討した土地の近くに、大きな病院が建設予定ということが分かり、少し日当たりが心配な位置にあったので、その土地を見送った、ということがありました。

大きな病院が近いというのは安心感にもつながりますが、どれくらいの高さになるかもまだ分からない段階だったので、他の土地の検討順位を上げることになりました。

【まとめ】

我が家の場合、今住んでいる土地は、救急にも対応している大きめの病院はすぐそばではなく、徒歩20分くらいなので、困った時に行ける適度な距離です。でも、警察署と消防署が比較的近いので、夜にサイレンが気になることもあります。

また、信頼できる個人病院が徒歩数分の場所にあるので、それはすごく助かっています。

大きな病院が隣という場合は、やはり救急車の音が気になる可能性が高いので、よく検討した方がいいかもしれません。

が、私としてはメリットもけっこうあると思っています。特に、信頼のできる、自分がよいと判断できる大きな病院がすぐそばにあるというのは、将来のことを考えるととても心強いのでは…と思います。

以前、切迫早産で入院しましたが、NICUのある大きな病院が遠くにしかなかったので、その間の行き来で家族が大変だったりしたし、もし今後も自分が大きな病気になったときどうなるんだろう?と不安にもなりました。大きくて信頼できる病院が近くにあるといいな…というのは今も昔も思っていることです。

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