2018年に注文住宅を建てる時、キッチンとテーブルの配置をちょっと迷いました。
結局は、これまで住んだ家がほぼ「対面キッチン」だったこともあり、「対面キッチン」にして、その前にダイニングテーブルを置くという、よくある配置にしました。
でも、しばらく住んでみると、「やっぱり…こうした方がよかったかも」「対面キッチンのこの配置、いまいちだった?」と思うことがちらほらとでてきました。
対面キッチンの配置(向かい側にダイニングテーブル)に少し後悔した理由
- 導線が長い(配膳やおかわりの時が面倒)
- キッチンが少し狭い・行き止まりで回遊できない
- 階段から上がったらキッチンが見える間取りになった
導線が長い(配膳やおかわりの時が面倒)
対面キッチンの前にダイニングテーブルがあるので、配膳は、キッチンを通して、受け渡しをすればいいかな?もしくはふつうにぐるっと回って運べばいいかな?と思っていました。これまでもずっとそうだったので。
でも、長年続けていると、「面倒」と思うようになってきました…。
重たい鍋を運ぶときや、家族分のごはん、みそ汁、サラダ、…とたくさんのお皿を運ぶとき。
はしやスプーンがない!という時や、ごはんのおかわりが欲しいとき…。
そして、食事後に皿を片付ける時も…!
カウンターは幅が狭い(約16㎝)だし、ティッシュやらいろいろと物を置いてしまっているので、カウンターに食器を載せて…という使い方はほぼしていません。
そのため、毎回、席を立ってぐるっと回ってキッチンへ行かないといけないので、けっこう面倒に感じています。
キッチンカウンターに立ち上がり(約20㎝)があることも、カウンター越しの食器の受け渡しのしづらさの原因の一つかもしれません…。
キッチンが少し狭い・行き止まりで回遊できない
キッチンの広さとしては、十分広いと思うのですが、何人かで一緒にキッチンに立つ時や、すれ違うときは、若干狭くてストレスかも…。
パントリーや食器棚の扉が開いているとすごく邪魔だし(当然ですが笑)、
冷蔵庫はなるべく隠したくてキッチンの奥にしましたが、しょうゆやなんだと取りに行くときも、ちょっと遠いし、キッチンにいる家族とぶつかったり…笑。
キッチンの奥が行き止まりなので「回遊導線」ではないし、なおさら少し狭い印象があるのかも。
階段から上がったらキッチンが見える間取りになった
間取り上仕方がなかったのですが、我が家は2階リビングで、階段を上るとすぐにキッチンが見えます。
キッチンの上がちょっとごちゃついてしまうこともあるので、ちょっとカッコ悪いですね…。
めったに来客はない家ではありますが笑、階段を上ったら丸見えなので、やっぱりちょっと気を遣います。
そして逆に、キッチンに立っていると、階段が視界に入るので、手すりの部分がなぜか人の顔に見えて、誰か来た!?とちょっとビックリすることもあったりします笑。
こうすればよかったかも?という間取り
案1:キッチンとダイニングテーブルが横並び
キッチンをたてにして、ダイニングテーブルを真横にくっつけるという間取りです。
この案は、けっこう直前まで「こちらの方がいいのかな…」と迷ったのですが、
結局、慣れている対面キッチンの方が安心するかな?キッチンに立った時の景色がいいのは、窓やリビングが見える対面キッチンの方かな?と思い、安全策の方をとってしまいました。
でも、いまだに、こちらの方がこれまでと違った感じになっておしゃれ感もあったかも?と思ったり、
配膳や片付けもやりやすかったかも…と思ったりします。
案2:壁付けキッチン・L字キッチン
壁付けキッチンは、アパートとかでも経験していましたが、意外とダイニング・リビングを広々と使える感じがしていいなあということに気が付きました。
知人のお宅がこんな感じで壁付けキッチン・L字型のキッチンで、リビングダイニングがとても広々としていて、大人数が集まっても快適で、家族でキッチンを使いやすそうでした。
リビングからキッチンがまさに丸見えなので片付けには気を配らないといけないし、皿洗いなどの際は壁を向いてになってしまいますが、仕切りがなくすぐにリビングダイニングがあるので、むしろ開放感があるかも、と見ていて思いました。
住んでみると気づくちょっとした面倒さ…
キッチンの向き・ダイニングテーブルとの位置関係などに関しては、十分に考えたつもりだったのですが、やっぱり長年住むと、飽きてきたり、導線が面倒に感じたり…というのは出てくるものですね。
いずれキッチンをリフォームするときにちょっと考えてもいいのかな?でも配管などの問題で費用がすごくかかるなら難しいかな…とか、まだ先のリフォームのこともちょっと考えたりもしています。
<PR>