2018年築の注文住宅に住んでいます。
南西向きの二階リビングなのに、エアコンのコンセントを二階に一つしかつけず、大・大後悔をしていた我が家。
しかし、試行錯誤の上、なんとかコンセント増設の目途が立ち、とうとう願いが叶って二台目エアコンを設置することができました。
エアコン用コンセント、リビングに2つ付ければよかった!
我が家の2階に間取り図です。
赤の二重マルのところに、旧宅から持ってきた、18畳用のエアコンを最初に取り付けました。
コンセントの位置を考えている時は、リビングにはエアコン1台でいいだろうと思っていました。
2台も付けるなんてことはまさかないよね、と思っていたのです。
でも…この猛暑では、特に午後の西日で、2階リビングが本当に暑くてパワーが足りないので、
もう一つ、青の二重マルを付けた部分に、エアコンを付けよう!と思い立ったのですが、
でも、この青の二重マルの部分に、エアコン用のコンセントがないと、設置できないということが分かりました…。
無理やりコンセントを引っ張ってくるとなると、配線を隠せず、とてもかっこ悪いことになるとか…。
ここにもう一台、14畳用くらいのものを付けられれば完璧だったのに…!
そうすれば、ダイニングテーブルや、キッチンの方にも冷風が届けられるし、今あるものを買い替えるとなると、まだ使えるからもったいないし、23畳用以上のものを買うとなるとかなりお高い。
広いリビングなので、2台あれば両側に風を届けられてよさそうなのに…。と、とっても後悔しました。
エアコンのコンセントは、専用の物が必要なので、建築時にできるだけたくさん付けることを、ぜひおすすめします…。
その後、どうにかこうにかエアコン用コンセントを増設し、ダイニング側にもう一台エアコンを設置することができました。でも、費用も手間もかかったし、新築時にエアコン用コンセントをもう一つつけておけばよかったです。
その後、大きなエアコンに変えるも…やっぱりもう一台欲しくなった
その後、旧宅から持ってきた18畳用のエアコンから、29畳用のエアコンに買い換えたので、かなりパワフルにはなりました。
でも、我が家の2階リビングは、屋根裏のない勾配天井で、天井が高くなっています。
そのため、エアコン一台ではどうしても、二階全体をむらなく冷やしたり暖めたりするのには、サーキュレーターを使っても(特に猛暑日は)限界があり、特にキッチンがエアコンから遠いので料理中が暑くて、
やっぱりもう一台、キッチン近くにエアコンが欲しいな…とやっぱり思うようになりました。
わずかな屋根裏を使って配線を隠す大作戦
しかし、勾配天井になっていて屋根裏のないわが家のリビングは、エアコン用の専用コンセントを増設するには、配線が露出することになってみっともない…ということからいったんはあきらめていました。
しかし、水回りからキッチンの上あたりまでは屋根裏があるじゃん!ということに気が付き、ここを使って配線を隠すことを思いついたのです。
一度、電気屋さんにその計画について相談してみた時、天井点検口から屋根裏の状態をのぞいてもらった結果、できそうだと言われたので、よし!ということで、後日、コンセント増設をやってもらうことにしました。
しかし!予想外のトラブル…屋根裏に入れない!?
しかし、電気屋さんがいざ屋根裏に入ってみようとしたところで、屋根裏の天井がちょっと上がっていることに気が付いたそうで、このままでは中に入れない…と。
でも、いろいろ検討した結果、キッチン上の壁に少し穴を開けて、そこから電線を入れてグッと伸ばし、分電盤の方まで届くようにグイグイとやっていけばいける!ということに。
もちろん穴が目立たないように、白いカバーなどで隠してもらったので、よーく目を凝らしてみないと分からないくらいの仕上がりになっています。
結果、なんとかきれいな仕上がりに
分電盤の部分も、すぐ近くに天井点検口があったことも幸いしたようで、目立たずきれいに仕上げてもらえました。この辺のことはあまりよく分からないのですが…、もしうまくいかない場合は、分電盤側にも穴を開けることになることもあるそうです。
屋根裏はとてもとても暑いのにしっかりきれいに仕上げていただけて、感謝感謝です。
※あくまで我が家の場合は、このようなコンセントの増設ができましたが、家によって状況が違うので、業者の方とよくご確認ください。
エアコンも無事に設置(富士通・14畳用)
コンセントの増設も、エアコン設置も、無事にできてほっとしました。
エアコンは、あまり存在感が出ないよう、奥行の小さいものを選びました。
お掃除機能がついていないシンプルなもので、目立たないし良い感じです。
(メーカーは富士通・14畳用・100V )
本当は0.5℃刻みで微妙な調整ができるエアコンの方が嬉しいですが、こちらの商品は温度設定が1℃刻みなので、機能は本当にシンプル。補助用のエアコンなので十分です。
室外機を2階→1階へ配管をおろす
ベランダのない側に設置してもらったため、室外機は、二階から地面まで下ろしてもらいました。
そのため、配管やカバーの延長代もふつうよりも少し余分にかかりましたが、全部含めて思ったよりもお安くできて満足しています。
もうすっかり秋になったので、あまり出番もないのですが、冬すごく寒い朝などに補助用として使うなど、これからの活躍を期待しています。
その後、こちらのエアコンはすごく大活躍!ほぼ大きい方は使わず、こちらがメインで夏も冬も大活躍です。フィルターの掃除もシンプルでやりやすいし、設置位置も高すぎないので掃除しやすいし、消費電力があまり大きくないので電気代が安い気がするし、バッチリです。増設できて本当によかった。
エアコン用コンセント増設にかかった費用は?
ちなみに今回設置したのは、富士通の2020年製のルームエアコン「AS-B40K-W」。
エアコン代+工事費(屋根裏隠蔽配線でのコンセント追加込)で、13.6万円ほど支払いました。
そのうち、屋根裏隠蔽配線でのコンセント追加工事費は4.5万円ほどでした(当時の価格・我が家の場合なので参考まで)。