2年前、引っ越して初めての夏に向けて、できるだけ南西向きの二階リビングを涼しくするべく、ゴーヤのグリーンカーテンに挑戦しました。
しかしカーテンとして密集するまでには至らず、ゴーヤも小さいものが2,3個だけ取れただけで、8月には枯れてしまい、失敗してしまいました…。

その次の年(去年)はすっかりやる気をなくし、ゴーヤではなく、普通の花(ニチニチソウとブルーサルビア)を植えたのですが、水やりが面倒で、しかも虫の被害にも遭い、これもまたちょっと失敗しました(笑)。
南西向きのバルコニー、日当たりが強烈すぎて、水やりもおっくうになるという…。

でも今年こそは成功させたい…!と急に思い立ち、ゴーヤのグリーンカーテン大作戦、リベンジしたいと思います!
密集させたくてたくさん苗を買ったが…

一昨年の失敗は、苗が足りなかったせいか?と思い込み、2つあるプランターに3苗ずつ植えるべく6苗も買ってしまった私たち。(ちなみに「あばしゴーヤ」198円)
でも調べてみると、このサイズのプランターではむしろ1苗でもいいくらいで、ゴーヤはしっかりと根を張るので、たくさん植えすぎるとむしろ逆効果とか…しまった!
しかも我が家のプランターではゴーヤには浅いかも…ということも分かり、土もたくさん足しました。
そしてせめて2株つずかな…ということで妥協して2株ずつプランターに植えたのですが、それでも2株余ってしまいます。
捨てるのももったいないのでどうしようかと考えた結果、「袋栽培」にチャレンジしてみよう!と思い立ちました。
袋栽培とは?
袋栽培とは、土の入っている袋をそのまま使って、苗を植えてしまう!というすごい方法です(笑)。


25Lの野菜用の土をふたつ買い(ホームセンターで一袋500円位でした)、底の部分は布ガムテープで補強し、さらに水抜き用の穴を40個くらいブスブスと開けて、下にビニールシートを敷いて、上部を開いた土袋を置きます。そこに直接、苗を一株ずつ植えます。
このままでは袋が日光で劣化してやぶけてしまうかもしれないので、早めに大きめの麻袋でも買って、袋を包み込みたいと思っているのですが、ちょうどいいのが見つかるかな…?(買わずじまいになりそう)
そして倒れないように、両脇のプランターで挟んでいます。
これなら、かなり深くまで根が張れると思うので、もしかしたらプランターの2株×2よりもしっかりと成長してくれるかも?しかも土も全部新しいし。
ちなみにプランターの土は、昔からの土に、「まくだけで甦る土」を混ぜて再利用したもの。病害虫の被害がちょっと心配…。一応、ベニカXガード粒剤などを混ぜておきましたが…。
また8月に枯らさないためには…プランターを深くする裏技?
たぶん、我が家の使っているプランターは、ゴーヤにはちょっと浅いと思われます…。
浅いプランターに植えてしまうと8月にゴーヤが枯れてしまいやすい気がします。
ゴーヤは思った以上に根を張るので、やはり深いプランターを用意するのがとても大事なのでは…と思います。
でも邪魔になるし、これ以上大きなプランターを買い足したくはないなあと思っているので、とりあえず今のままで使うことにしましたが、
なるべく土をいっぱいにするだけではなく、プランターの内側4面に、板か何かを差し込んで、プランターの深さを水増しする…なんていう方法もあります。

とはいえなかなかそんなちょうどよい板がないし、結局これもやらずじまいなのですが…。
まあ袋栽培の方はある程度土が深いと思うし、そちらに期待しつつ、6苗を今年こそは順調に育てていけたらいいな…と思っています。
あとは、真夏は朝・夕に水やりを忘れない!!ということを徹底していきたいと思います。
バルコニーの水まきも兼ねてやれば、暑さ対策にもなるし、今年こそは水やりも怠らないようにしたいと決意しています…(多分…!)
翌々日。ツルがネットに巻き付く

植えた翌々日。ツルがネットにさっそく巻き付いているのを確認しました!それだけでも嬉しい…!
12日後のようす

5月9日に苗を植えてから12日後のようすです。
葉が増えて大きくなり、ちょっと見えづらいですがツルもたくさんネットに巻き付いてくれています。
さらに1週間後。摘心を行う

植え付けをしてから約20日後。しっかりツルが巻いていることが分かると思います。
このころに一度、親ヅルの「摘心」を行いました。

いちばん下にある双葉は数えず、大きな葉(本葉)が5枚くらいになったら、いちばん背の高い茎の上の部分をハサミでカットします(摘心)。
カットした茎のいちばん上の部分は捨ててしまいます。
なんだかもったいないしかわいそうな気がしますが、すぐに下の部分から子ヅルが伸びていくので全く心配いりません。
さらに1週間後。植えて約1カ月

植えてから1か月近くが経った6月6日。かなり元気に、たくさんの葉と茎が育っているのが分かります!
ツルがあちこちに出て、巻き付き先を探しているのですが、
あえてそのツルをネットにクルクルと巻いて手助けしてみたりしています。
やさしく麻ひもなどで結び付けて誘引してあげてもいいそうです。
1回目の摘心後、さらに伸びた子ヅルも摘心してあげるといいようなので、1回目から2週間くらい後に、いくつかの先端部分を摘心しました(2回目の摘心)。


ちょっとかわいそうですがこの摘心をした部分はサヨウナラです。しっかりツルも出ているので本当に惜しい感じはするのですが…。
袋栽培とプランター栽培、成長の違いは?
ちなみに、袋栽培のゴーヤとプランター栽培のゴーヤ、成長具合に差があるか?というと、ほとんどないように見えます、今のところは。
これまで、少しだけ、袋栽培の方が成長が早いかな?という風にも見えていたのですが、最近は、背丈や元気さなど、あまり変わりがないようです。
最高気温30℃の日。葉がしんなり…
そして6月8日頃、最高気温が30℃という真夏日に、午後0時頃に葉が少し元気を失ってしまいました。
朝、軽く水やりはしたのですが、少なかったかな?ちょっと心配ですが、夕方になったらまた水をたっぷりとあげたいと思います。

※翌朝にはまた元気な状態に戻っていました!
ただ、日中に元気がなくなるのは、根が弱っている証拠という意見も見かけたので、ちょっと心配しています…。やはりプランターが小さくて根詰まりしてしまったか?
それとも、下の方の葉っぱが黄色くなっていたり枯れたりしている部分があるので、虫にやられて根が弱っていたりするのかも…。
ちょっと心配ですが、しばらく様子を見続けていきたいと思います。
「ハイポネックス」をあげてみた
弱っているときに肥料はあげないほうがいい…と聞いたものの、そろそろ少し肥料をあげてもいいのかもと思い、液体肥料「ハイポネックス」をうすめたものを6月13日の夕方頃にあげてみました。
すると翌日、翌々日には、ここ数日成長が鈍っているように見えたゴーヤが、また元気を取り戻して背を伸ばし、葉を茂らせるようになり、花もいくつも咲かせました!
やはり肥料もある程度は必要なのかも…。そして液体肥料は即効性がすごいですね。
あげすぎも絶対に良くないし株を疲れさせてしまいそうなので、適度によいタイミングであげることが大事ですが、それがまた難しい…!

咲き終わり頃の花の下に、小さな小さなゴーヤもできていました!
また、ネットが少しゆるんでいたので、ハイポネックスをあげた日に、結束バンドを使ってしっかりとネットがぴんと張るように調整しました。
巻き付く先が安定していないと、しっかり巻き付いて行かないそうなので、これも意外と大事なことかもしれません。