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間取り住み替え

広いリビング、狭いリビング。LDK15畳からLDK22畳の家に越してみて

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リビングは広い方がいい!となんとなく思いますよね。

でも、私は住み替えで、LDK約15畳から、LDK約22畳の家になって、気づいたことがありました。

リビングは広ければいいというものでもないし、同じ畳数でもレイアウト次第で感じ方も違うし、広いリビングにもデメリットがある、ということです。

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この記事を書いた人

ハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選び(マンション・建売)や家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。

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LDK15畳→LDK22畳、広くなった?実は狭い?

tateuri

前の家のLDKは15畳。家族5人で過ごすには正直狭く感じました。

それには、キッチンがやたらと広かったことや、部屋の形が影響していたようにも思いますが…。

そのため、とにかく次に住む家(注文住宅)では、リビングの広さにこだわりました。

限られた細長めの土地で、2階リビング、水回りも2階。リビングに隣接する部屋などは設けず、どうにかLDK22畳を確保。

しかも勾配天井で天井高を高くし、これなら広いだろう!と自信を持っていました。

建築中

でも実は、初めて建築中に内覧をさせてもらったときは、「思ったよりも狭いかも…!」と思いました笑。

もちろん、前の家の15畳のLDKよりは明らかに広くなりましたが…。

ただし、家具を入れて生活をしていくと、十分に広いし、家族5人がそれぞれ過ごす場所があるし、狭いとは思いません。

LDK22畳は、形やレイアウトにも家族の人数にもよりますが、広すぎず狭くもないちょうどいい広さかも。

ただし、住んでからしばらくして、この22畳+勾配天井、「広すぎたかも」と後悔することにもなりました。

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広いリビングは必要ないかも…と思った理由

LDK22畳の家に越してみて、「広いリビングはそんなに必要なかったのかも…」と実感しました。

それはなぜかというと、

  • リビングが広いと、暑い寒いの問題が大きく、冷暖房費もかかる
  • 広いリビングよりも、隣に仕切れる部屋がもう一つあった方が便利(広く使ったり狭く使ったりできる)
  • リビングが広いと、個室など他のスペースが削られる(もっと個室が欲しかった)
  • 家族が、ゴミを捨てない、ものを出しっぱなしにして戻さないことが増えた(結局散らかる)

もちろん、広いリビングになって、よかった…と思うこともあるのですが、リビングの広さにそんなにこだわる必要はなかったのかも…。

それより広く使ったり狭く使ったりというフレキシブルさの方が大事だったかも、と思いました。

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広いリビングの【メリット】

広々として気持ちがいい

狭苦しいよりは、やっぱり、広い空間のほうがのびのびとして気持ちがいいです。

家族それぞれの居場所が作りやすい

家族が全員リビングにそろっても、狭苦しくなく、快適。

それはなぜかというと、今のリビングにはダイニングテーブル、ソファ、カウンター(勉強スペース)、畳コーナーと、いろいろな居場所があって、思い思いのスタイルで過ごせるからだと思います。

雑貨などを飾っても邪魔にならない

狭いリビングの時は、観葉植物や、ティッシュ箱一つ置いてもなんだか目障りに感じてしまい、あきらめの境地に入っていました。

そのころの写真を見るとげんなりするほど物だらけに見えます。

今は、ちょっと写真を飾ったり、好きな小物やグリーンを飾ったりする余裕まで生まれ、快適です。

ただし、物を置くスペースが多いからと言って物を増やし続けていたら、前と同じことになってしまうので、注意が必要です!!

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広いリビングの【デメリット】

狭いリビングで悩んだ家から別の家に引っ越してから、広いリビングにもデメリットがあることが分かりました。

何より広いリビング(LDK)は、冷暖房効率が落ちるので、冷房は冷えにくいし、暖房は温まりにくいし、電気代もかかります!

広いリビングは冷暖房費がかかる

エアコン

広くなったリビングでは、冷暖房費が余分にかかります。

我が家は、二階リビングが勾配天井になっていて、天井高がとても高いです。

暖かい空気は上へ上へと行ってしまうので、天井高が高いと、なかなか空間があたたまらないようです。

そこで、寒い冬の朝は、厚着をしてしのいだり、一人用のミニホットカーペットや、電気毛布が活躍しています。

ひざかけとして使えるタイプの電気毛布は、こたつのようにあたたかいし、最近の冬にとても重宝しています。こちらもすぐにあたたまるし、電気代もあまり気にせず使えます。(私が持っているのは140㎝×82㎝のサイズ)

また、暑い夏も然り。

リビングが広いと、狭いリビングの時よりも、エアコン一台では暑い夏の午後は特に、なかなか部屋全体が冷えないし、電気代もやはりアップしてしまいます。(太陽光パネルをつけたので、暑い時間帯は特にいくらかは自家消費でまかなえますが)

広いリビングで一人だと寂しい

広いリビングで一人だけだと、狭い時よりもちょっとさみしさが増すかもしれません。快適は快適なのですが、人口密度の関係でしょうか?

将来、子どもたちが巣立ち、夫婦どちらかが一人残されてからも、広いリビングはちょっとさみしいかもしれません。

捨てる・戻すなど、日常の動きが面倒になるかも

「このゴミを捨てて」「使ったらここにしまって」「〇〇を取って」という時、以前よりも移動距離がいちいち大きく笑、面倒がって動かない子どももいます。

耳かきが好きな長女が、ソファで耳かきを使った後、なかなか所定の場所に戻さず、何度もなくしました!(そういえば爪切りも何度かなくなっている!)

リビングはコンパクトな方が、欲しいものが届きやすく、しまうものもしまいやすいかもしれません。

ほかの部屋やスペースが狭くなる

リビングが広い分、ほかの部屋が狭くなったり、個室数も少なくなったり、水回りや収納などのスペースが狭くなったり…というデメリットもあります。

いくらでも大きな家が建てられる!という場合はあまり問題ないかもしれませんが、

一般的には建てられる大きさはだいたい決まっているので、リビング(LDK)を広くし過ぎると、他のスペースに影響が出ます。

我が家もリビングをなるべく広くするために、2階はほぼLDKのみ。

そのおかげで廊下はなく、洗面所のすぐ隣がトイレという間取りで、少し音が気になるという結果になりました…。

もちろん、廊下がないことはメリットでもあります。空間を有効に使えている感じがするし、水回りが近くにあるので掃除がしやすいといういい部分もあるのですが…。

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結論…広すぎるリビングは必要ないが、狭すぎるのも使いづらい

リビングが広いのが絶対的にいい!というわけではありません。

広いリビングもデメリットが意外とあるので、「広すぎる」リビングはいらないな…と感じています。

実際、今の家に引っ越して、前の狭いリビングよりも物が散らからなくなった!と喜んでいましたが、ものが増えて困る、散らかって見えるというのは、狭いリビングのせいではなかったなとだんだん実感…。

油断していたら、ものもどんどん増えてしまい、子供たちも机の上に物を出しっぱなしにするのも当たり前になってしまい、どんどん散らかっていきます笑。

ただ、家族の人数に対して狭すぎると、窮屈感があったり、置ける物も限られてしまうので不便な面もやっぱりあったなとも感じています。

仕切れる部屋が隣接しているのが理想的かも

今の家はリビングを広くしすぎたかな?勾配天井にはしなくしてもよかったかな?そして畳コーナーは仕切れる和室にした方がよかったかな?家の性能にももっとこだわるべきだったな、と少し後悔しています…。

思えば、自分が生まれ育った実家も、家はかなり広いのに、リビングはすごく狭かったです。おかげで冬はあったかかったし、夏もあまり暑かった記憶がないかも…。

でも、狭いリビングダイニングの間取りも使いづらくて、5人家族にはストレスが多かったし、ちょうどいい広さというのは難しいですね。(LDK15畳ありましたがキッチンの割合が大きく、LDが狭く感じる間取りでした)

やっぱり、仕切れる部屋がリビングのとなりにあって、明け放すこともできて、しめておくこともできる、というのが最強かも!

我が家も、今のリビングの隣に仕切れる和洋室があれば最高だったな…と思いますね…。

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