家で仕事をしたり、家で子供たちが遊んだりする時間が増えた時期に、個室を持ちやすい一戸建てや、ワークスペースのある間取り、アウトドアリビングなどに注目が集まりました。
我が家に関しては、家族が家にいる時間が増えた時に、「こうしてよかった」と思う点がありましたが、「ちょっと残念!」と思う点もありました。
よかった①2階の広めのバルコニーがアウトドアリビング的に使える

2階リビングの隣の広めのバルコニーが、アウトドアリビング的に使えるので、たいくつな時に役立ちました。

広さは6m×1.8mほどで、約7畳分あります。
人工芝を敷いているのでコンクリートそのままよりは「庭」感があって、
洗濯物を干したりするほかにも、
子供がしゃぼん玉をしたり、日向ぼっこをしたり、夏にはプールや流しそうめんなど、色々と活用されています。
長男がお風呂上りにキャンプ用のマットを敷いて寝転がっていたり、
夫もキャンプ用のいすに座ってビールを飲んでいたり、
末っ子もなぜかバルコニーにパズルやおもちゃをバルコニーへ持って行って外で遊んだりしていました笑。
リビングに隣接していて、2つの掃き出し窓でつながっているので、「アウトドアリビング」的な使い方ができてよかったです。
屋根のないバルコニーには後悔も…
ただ、夏は、バルコニーにはほぼ屋根がない(屋根のひさしの出は50㎝位)せいで、
すごく暑いことと、
将来的には雨漏りも心配になりそう、
メンテナンス費用もけっこうかかりそう、
という点が後悔ポイントではありますが、色々と役立つ場所になっているのも事実。
本当はバルコニー全部を覆える深い庇が欲しかった!(もしくはインナーバルコニーがよかった!)
後悔を少し解消するために、「スタイルシェード」を設置したので、暑いときはななめにおろしておけば、日よけをしつつ遊んだり流しそうめんをしたりできてよかったです。

狭い家でもアウトドアリビングは作れる?

我が家は105平米ほどの家で、家の横幅が狭め。庭も小さいながらありますがほぼ駐車場だし、オープン外構なので通行人から丸見えなので、ガーデニングを少しするくらいで、あまり活用はされていません…。
1階にアウトドアリビングを作るなら、掃き出し窓外にウッドデッキを作ったり、少し目線をさえぎれるように柵やシェードがあった方が遊びやすいと思います。
2階なら、バルコニーにアウトドアリビングを作っても、通行人からも目線もそこまで気にならないので、リビング続きの庭のような感じで、自由に使えます。
小さい家でも、バルコニーという形なら、アウトドアリビングは作りやすいと思います。
(もちろん、音や振動など、隣の家への配慮も必要ですし、住宅密集地なのでバーベキューなどはやりませんが)
よかった②広いリビング

リビングが広くなって窮屈感がなくなったおかげもあり、休日も前ほどあちこちに出かけないし、好きだったショッピングモールとかにもたまにしか行かなくなりました。
前の家はリビングが狭いことが大きな不満の一つだったので、それは解消できてよかったなと思います。
リビング内に個人の居場所がなんとなくある
また、家族それぞれのだいたいの固定の居場所を想定していたので、リビングで長く過ごす時もそれぞれが落ち着けるのでよかったと思います。

広いリビングには後悔も…
ただし!家にいる時間が長いために、広いリビング(+勾配天井)は冷暖房費がかかります…。
建てる時はあまり冷暖房効率とかにこだわっていなかったのはちょっと失敗。
高気密高断熱とか、日射遮蔽についてもっと考えればよかったなと少し後悔もあります。
よかった③ワークスペースのある間取り
リビングにスタディカウンターとパソコン用のカウンターを作り、寝室にもカウンターを作りました。
リビングのスタディカウンター
リビングの一角で、スキップフロア・掘りごたつになっているスタディカウンターは、L字型でけっこう広いのですが、
子どもの宿題や勉強用のスペース、たまに私のアイロン用等のスペースになっていて、テレワークに便利な場所というわけではありません。(ここが個室にもできたらもっとよかったかな)

リビングのパソコン用のカウンターも、プリンターやパソコンの定位置になっていて、そこでパソコン作業をすることはほとんどなく。リビングでパソコン作業をする際は、ダイニングテーブルを使います。


でも、家で過ごす時に、各自がそれぞれパソコンをしたり勉強をしたりというスペースがあちこちにあるので、とても便利だし、カウンターをたくさん作ってよかったです。
もちろん子供部屋にも各自の机があるので、気分に合わせてあちこちで勉強ができますね…!(我が家には床に寝転がって宿題をする子もいます笑)
寝室のワークスペースが活躍
寝室に作った書斎スペースが、テレワークをする時にすごく活躍しました。
書斎スペースといっても、寝室の一角のカウンターと吊り本棚というシンプルな作りですが、
パソコン作業を想定していたのでカウンター上にコンセントを付けたり、
ちょっと落ち着いた色(床がここだけダークカラー・アクセントクロス)にしたりとちょっとした工夫をしました。



しばらくしてからニトリのワークチェア「クエトBK」を購入し、より快適にパソコン作業ができるようにもしました。
寝室のワークスペース、照明の失敗も…
このカウンターと上部の本棚は、家を建てる時に「書斎っぽい場所を作りたい!」と夫が強く希望していたために作ったもの。
でも、しばらくの間は、ただの物置スペースになっていて、全く使われずじまいで、ホコリがたまるばかり…。いらなかったかな?と後悔したこともありました。
でも、意外にもテレワークなどでこのスペースが役に立つことになり、本当に作ってよかったねと言っていたのですが、意外な失敗点も発見しました…。
なにせ、寝室なので、照明が暗い!という失敗です…。
日中は十分なのですが、夜にここで仕事をしたり、ZOOM会議をしたりしようとすると、照明がどうしても暗くて…。
MAXにしても、ちょっと雰囲気のよい電球色のほんのりとした明るさ…笑。


夜間にここで仕事をするという想定をほとんどしていなかったので、ちょっと失敗したなと思います。
簡易的な折り畳み式のLEDライトを持っていたのでなんとかしのぐことはできました。
電池でコードレスでも使えるし、角度も色々変えられるし、折りたたんでコンパクトに収納もできるのでとても便利です!
