2018年築の注文住宅の我が家。
2階リビングで、窓の外には広めのバルコニーを設置しました。
(間取り図では、奥行き1.82m×横幅5.915mの広さ。10.765平米、江戸間で約7畳あります)

屋根(庇)はほぼなく、オープンエアーで日差しも雨も雪もふりそそぐ広いバルコニーになっています…。
ガーデニングや洗濯物干し、子どもの遊び(プールやシャボン玉)、流しそうめんなど、色々と活躍はしているのですが、特に夏場に後悔することが多いです…。
バルコニーに後悔の理由①暑い
二階リビング、南西向き、大きな掃き出し窓が2つ、勾配天井という条件に加えて、リビングの隣に広いバルコニーがある…となるとやっぱり、夏の午後の暑さがすごいです。
我が家はローコスト住宅の上に、夏がものすごく暑い地域というせいもあり、夏の午後の暑さは想像以上のものです。
冬の午後がぽかぽかであったかいというメリットはあるけれど、これからは、夏の暑さに対応できるような家づくりの方がいいんじゃないか…と、住んでからしみじみ思ってしまいます。

今はまだ、「暑い」というのがわかるけれど、年を取ってから、あまり「暑い」と感じなくなったら危険かも…と今からちょっとヒヤヒヤします。
そんな状況で、南西向きに大きなバルコニー、しかもリビングに隣接となると、夏の午後の日差しから熱をたっぷりとため込んで、夜まで本当に暑いです。も
ちろんバルコニーだけのせいではなく、外壁や窓、屋根などからたくさん輻射熱がリビングに伝わっていると思うのですが、バルコニーもなかなかのものだと思います。

人工芝を敷き、ゴーヤのグリーンカーテンやシェードなどで対策をしていますが、もしこのバルコニーがなかったらどうだったのかな?と想像してしまいます。
バルコニーの暑さ対策については、スタイルシェード、よしず、水まき(打ち水)などがおすすめ。

バルコニーに後悔の理由②雨漏りなどメンテナンスが心配
バルコニーの下は、一部が1階子ども部屋になっているので、しっかりとメンテナンスをしないと、雨漏りなどの心配があると思います。
屋根がほとんどないので、雨はもちろんしっかり直撃するし、紫外線もバンバン浴びるので劣化も心配です…。
バルコニーに後悔の理由③掃除が大変
バルコニーが広い分、掃除も大変です。
どこかからか飛んでくる落ち葉や、虫、バルコニーでやっているガーデニング(ゴーヤやキュウリのグリーンカーテン)のこぼれた土や葉、花がらなど…。

排水溝がすでにけっこう汚くて、時々掃除しなきゃな…とは思うのですが、なかなか重い腰が上がらない部分です。
また、バルコニーの手すりなども意外と汚れ・ほこりがたまるので、たまに大掃除のときとかに水拭きをしますが、なかなかの汚さでびっくりします笑。
バルコニーに後悔の理由④洗濯物は除湿機+室内干しである程度OK
洗濯物をたくさん干したい!シーツ類や毛布などもたくさん干したいし時には布団も干したいし…と思っていました。
我が家は5人家族で、やる気が出た時にシーツやら普段の衣類やらを一気に洗濯すると、約7畳ものこの広いバルコニーが洗濯物でいっぱいになります。そして日当たりもよいのですぐ乾くし便利ではあります。

でも、最近は、「衣類乾燥除湿機」、もしくは「除湿機とサーキュレーター」があれば、狭い部屋でもしっかり洗濯物が乾くし、

我が家には浴室にガス式の浴室暖房乾燥機があってパワフルだし、
そもそも寝室が一階なのであまり布団干しもしないし(布団乾燥機+掃除機で吸う、のが最強)、バルコニーが一杯になるほどの洗濯物を干すのも年に2回くらいかな…という程度。
オープン外構なので、一階の庭に洗濯物を干すと通りから目立ちすぎるし、バルコニーもある程度洗濯物を干せるといいのはいいのですが…ここまでの広さは必要なかったのかも。
まとめ
広いバルコニーは、夫の強い希望だったし、なんだかんだ言って何かと便利だし、我が家が注文住宅にこだわった理由の一つでもあるので、まあいいかな…とは思っているのですが、庇がないとか、暑すぎたとか、広すぎてちょっと後悔している部分もあるのも事実。
横幅の広さはそこまでいらないので、奥行きがあって幅が狭いバルコニーでよかったかな?そしたら掃き出し窓は一つでよかったかも?しかもインナーバルコニーだったらよかったかな?その方が二階リビングが暑くなるのをいくらかは緩和できたかも?と、今さらですがいろいろと妄想してしまいますね…。