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ガーデニング

オリーブの葉っぱが丸まる、若い芽が枯れていく、ハマキムシの被害

2018年10月に小さな苗木を植えてから、我が家のシンボルツリーとなるべく、成長を続けているオリーブの木。

2019年9月中旬、オリーブの苗木を植えて1年ほど経った頃、葉っぱが増え、枝も背丈も伸びて、かなりシンボルツリーらしく成長してくれました…が、虫の被害にも次々に遭ってしまっています。

この記事を書いた人

2018年にハウスメーカーで2階リビングの家を新築。これまでの家選びや家づくりに後悔した経験をもとに、どなたかの参考になればと思いつつブログを書いています。★ESSEonline 日刊住まい公式ライターとして記事執筆もしています

葉が丸まる、黒いつぶつぶ、ハマキムシ?

2019年9月頃、オリーブの葉先をよく見ていると、若い芽が、蜘蛛の巣のような白い糸に巻かれて、黒いぶつぶつがまわりについていて、葉が丸まっているのを見つけました…!しかも、この状態の葉がいくつもある…!

(その後、2020年、2021年にも毎年ハマキムシにやられた丸まった葉を見つけていくことになります…。)

調べてみると、「ハマキムシ」の可能性があるようでした。

ハマキムシとは?

ハマキムシは、蛾や蝶の仲間の幼虫で、1センチから2センチほどの小さな幼虫。葉を食べる、白い糸を出して葉を丸くくくります。

丸くくるまれた葉の中は幼虫の「すみか」になり、その中でさなぎになり、やがて成虫になります…!

葉が食べられたり丸められたりして見た目も悪くなるし、花や実を付けたい場合はそれにも影響してしまうので、駆除したい場合は早めに見つけて、葉ごと切って処分するとよいです。

発生するのは4月から11月とされていて、本当に長い期間なので注意しないといけません…!

(参考文献:岡井路子著「オリーブ」,NHK出版,2018年10月)

ハマキムシの駆除・対策は?

薬剤を購入する?

ハマキムシの駆除に、薬剤を頼る場合は、BT水和剤、例えば「STゼンターリ」という薬剤を散布するのがよいそうですが、まだ持っていないので、購入を検討しています。

切り落とさず、そのままにするという手も?

ハマキムシにつづられてしまった葉は見た目も悪いし、気持ち悪いしで、とにかくバサバサと切り落としてしまったのですが、

あえてそのままにして、自然に枯れ落ちるのを待つという手もあるみたいです。

切り落とすとまた新芽が出てきて、それをまたハマキムシの餌食になってしまうかもしれないし(汗)、同じことの繰り返しかも…。

本当に、虫にやられてばかりのオリーブのシンボルツリー!困ったものです。

ハマキムシの被害後のオリーブ

虫の被害にショック!剪定しすぎて貧相な姿に…(2019年10月)

別の記事で詳しく書きますが、ハマキムシの被害に加えて、大きなイモムシにも葉っぱを食べられてしまい、

2019年10月、ハマキムシ対策のためにばっさばさと剪定されたオリーブの姿は、細く貧相になりました…。

虫による被害がショックすぎたせいで、ちょっと剪定しすぎてしまったかもしれません…!

でも、それまでは、ハマキムシのせいか、若い芽が出てもすぐに丸まってしまっていましたが、大幅な剪定後、しばらくの間はなんとか大丈夫そうでした。

→オリーブにスズメガのイモムシが…捕獲などに苦戦した体験談

冬の間はさすがに背は伸びなかったのですが、若い芽は出てきているようで安心しました。(2020年2月の様子)

そしてその後、暖かくなる頃にはまたどんどん成長を始めてくれて安心しました…!(すぐモサモサになる勢いです)

でも…2020年秋にもハマキムシ

そして、2020年秋にも、若い芽に付いた虫の仕業らしき症状…。

虫のフンらしき小さな黒いブツブツが付いています…。

何やら白い細い糸も見えるし…これは「ハマキムシ」だと思われ、幼虫や虫自体は見つけられなかったのですが、黒っぽくなってしまっている若い芽がいくつかあったので、この部分も剪定しておきました。

昨年も、スズメガの幼虫に葉を食べられる→剪定をする→剪定をした場所から若い芽がどんどん出てくる→その若い芽がハマキムシらしき虫に食べられてしまう…という同じ順番をたどっています。

もううちのオリーブには毎年の恒例行事になってしまうのでしょうか?

2021年春にもハマキムシ

2021年春にも、若い葉が次々とクルクルにされてしまっていました…。

葉っぱがクルクルと丸められて、まわりには小さな黒いブツブツ(おそらく糞)がついているので、すぐにわかります。

しばらく見ていない間に、本当にたくさんの若い葉がやられていました。

毎年、剪定後に伸びてきた若い芽がハマキムシにやられてまた剪定して…を繰り返していて涙、困ったものです…。

バサバサと切っていると、小さな細いアオムシが一匹、コンクリートに落ちているのを見つけました。

時々、木酢液を薄めた水をあげたりはしていたものの、観察を怠っていたので、しまった!!という感じです…。

(2022年7月追記)結局その後も、毎年スズメガの幼虫が発生し、ハマキムシも、冬以外はほぼずっと被害に遭っています…。もう見て見ぬふり状態…が、オリーブは強い!シンボルツリーとして元気に枝葉を増やしてくれています。(2024年2月追記)オリーブの樹高は3mほどになり、手が届かない部分も増えてしまいました。ちょっと見るとあちこちハマキムシにやられた葉先だらけです…涙。

→2021年は7月に早くもイモムシを発見してショック…

→オリーブをシンボルツリーにしてちょっと後悔…という理由

「NHK趣味の園芸12か月栽培ナビ・オリーブ」は、オリーブの育て方について、月ごとに書いてあるのでわかりやすくて参考になるし、コンパクトなサイズなのも助かります。

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